ポジティブ思考になる方法 その2 感情の大きさを知る
うつになると感情が麻痺してなにも感じれなくなります。
すると、感情をうまく発散できなくなり、同じ失敗をまた繰り返すのではないか、と頭の中で同じ考えがいったりきたりして、余裕がなくなり恐く感じます。
ではどうすればこの不安から抜け出せるのか、その3と合わせてポジティブ思考になる方法を紹介したいです。
<ポジティブ思考になる方法>
その2 感情の大きさを知る
目次:
!少しじっくり読む!
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
感情のマヒから抜け出す方法は、一つ一つ感情を知ること
まず自分が同じ思考を行き来きするきっかけはなんでしょうか。
友達に拒絶されたとき、
自分の力ではゴールに立ち向かえないと知ったとき、
自分の努力が実らなかったとき、
このような経験をして、同じことが今後起きたときにどう対応すれば抜け出せるのかわからなくなる方は多いはずです。
そして不安をうまく発散できないと、その他の感情とのバランスが取れず、感情全体がマヒしていきます。
だから抜け出し方を探ることで、そのバランスを戻す、という方法を今回と次回合わせて紹介したいです。
「もうできる限りのことはやったよ...」という声が聞こえてきそうですが、もう一度私の方法でやってみてください。少なくとも今抱えている問題の2割は消えます。
今回は自分の気持ちを知ろう
まず一定の気持ちがずっと行き来きすると、その気持ちは徐々に大きくなっていきます。
大きくなりすぎると考える余裕もなくなり、解決策も出なくなるのでまずは感情を正しい大きさに戻しましょう。
その方法が自分の感情の大きさを知るというもので、これは何度も話すようにうつを治す方法は自分に正直でいることが大事だからです。
そのためにもまずは自分がどれだけネガティブな感情を溜めているのか、どれだけ本当は嬉しいのかを感じてみます。
以前紹介した、起きたくないという気持ちに従うと起き上がれるようになる、というのと少し似ていますね。
朝起き上がれない人はこちらを読んでみてください:
ちなみに、その3ではネガティブな気持ちを手放せる方法を話します。もし今不安をそれほど感じていないなら、この記事をスキップしてもらって結構です。
その3では問題を細かくすることで、一つ一つ向き合う方法を紹介しています:
やり方
やり方は簡単で、感情を連想する単語を頭の中でつぶやくだけ。
1. ベッドで寝転がる
ベッドに横たわりましょう。
個人的には夜寝る前だと、部屋が暗く正直な気持ちを出しやすいのでお勧めです。
2. 軽い瞑想を行う
軽く深呼吸をしたり、周りを見わたしたりなど心を落ち着かせます。瞑想の最初のステップを行ったり、マインドフルネスで触っているものを感じたりします。
面倒くさい方は深呼吸を心がゆったりするまで行うのでも構いません。
3. キーワードをつぶやいて、その感情の大きさを感じてみる
次に感情的なキーワードを頭の中でつぶやいてみてください。下に例を書きますね。
怒っている
怖い
不安
緊張する
嬉しい
ワクワクする
やりたくない
好きなものを選んでください。
もし「怒っている」というキーワードを選んだら、心の中でそのキーワードがどれだけ自分に当てはまるのかを感じてみます。
「怒っている...怒っている」
すると徐々にその感情が出てきます。出てきたら、深追いせずに「あ、自分は怒っていたんだ」と認めてください。
もし途中で、なににこんな怒っているのか分からず、その感情を受け止めるのが辛くなったら、感情を一旦止めてください。
そのままなにに怒っているのかを考え始めるのもいいですが、客観的に感情を見れないと返って症状が悪くなることがあります。
モヤっとしていた症状に名前がつくぐらいに感情が出せればOKです。
4. 3を繰り返す
感情が分かったら、別の言葉で同じことを繰り返します。
もしモヤッとした感情に変わりがないのなら、その感情を今は持っていないのかもしれません。あまり考えず、次の単語を呟いてみましょう。
注意点
この方法は強力なので、やりすぎは禁物です。
また、その感情を出すのが辛いな、と感じたら無理やり出さなくていいです。
1回で全てを出す必要はないですし、何度も行っていくうちにその感情を出したいな、と思う日がきます。
他の方法でもあり
私の記事を読んでいる方はお気づきかもしれませんが、これは以前紹介したイライラの原因を探る方法とも似ています。
基本的なやり方は同じですが、今回のやり方は感情により集中したやり方です。
ですので、今回の方法も座りながら、立ちながら、書きながらでも行えます。
自分に合った方法で行なってみてください。
寝転がりながらイライラの原因を探りたい方はこちら:
書きながらイライラの原因を探りたい方はこちら:
まとめ
この方法は私が感情が出せなくて、はち切れそうな思いになったときにベッドの上で考えついた方法です。感情に関するキーワードをつぶやいていたら自然に気持ちが楽になったため、行うようになりました。ただやりすぎると、逆に辛くなったり、その感情を周りの人にぶつけやすくなったりしたので、注意しながら行なってほしいなと思います。