なぜか分からないけど、しんどい。そんなときに読んでほしいです。
私はうつ病になってから5年ほど経っています。私も精神的に辛いけど、なぜ辛いのか分からないことはよくありました。
ただただ苦しいナニカと生きていく日々。
実際にうつ病へなってから、私は色んな方法を調べたり、自分なりに考えたりしました。その結果「感情が発散できていない」のが大きな理由だと感じています。
どういう意味なのか。以下で掘りさげていこうと思います!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
感情が発散できていないとは?
喜怒哀楽といった感情がうまく出せていないと、精神的に辛くなります。
こんなことありませんか?
- 本当はすごく怒っているけど、感情的になってはいけないと我慢する
- 疲れすぎて、うまく笑えない
- 常にイライラしている
この感情は昨日のものかもしれないですし、1週間前、1ヶ月前、さらには小学生のときからの感情かもしれません。
今までうまく出せなかったものが、今「辛い」という形であふれそうになっているんです。
でも最近、嫌だったことはないよ?
すると振り返ってみて思うでしょう。そんな嫌だった時間あったかな、と。
朝起きて、仕事や学校行って、同僚や友人とおしゃべりして、ご飯食べて、帰ってきて、なんてことない日々なのに、と。
喜怒哀楽が溜まるのは決してなにか出来事があるときだけではありません。
もしかして昔から我慢するよう育てられ「溜まることが当たり前」になっている可能性もあります。今まで通りにしているから、辛いなんてこともありえそうです。
例えば、以下のようなシンプルな会話でも感情のコップが溜まります。
Aさん:「ねえねえ、あなたの月収っていくら?」
あなた:「...25万円ぐらいかな!」
あなたは「なんで自分の月収を言わなくてはいけないんだ!」と怒っていたとしましょう。
その怒りをどれだけ心のなかで感じましたか?本当にあなたが感じたいだけ怒れていますか?
誰かに対して実際に怒る必要はありません。
ただし心のなかで「こんなことぐらいで怒ってはいけない」「悲しんではいけない」「喜んではいけない」とストップをかけることがよくないのです。
なぜ精神的な辛さがこれでなくなると思うのか?
私は一人でいるとき、「あのときのこれ、すごく嫌だったなあ」と感情をあらわにするだけで、急に眠気が来ます。
気持ちが軽くなり、辛い気持ちもなくなり、ぐっすり眠れるようになることもあります。
また実際にカウンセラーからも、自分がなにをどう感じたのかを普段から感じとることが大切だと言われました。
怒りをうまく出せてないから、それがストレスとなりうつ病が重くなっているとも言われています。
それほど感情というのはストレスに直結しており、だから私は感情を出すだけで、辛いという気持ちがなくなると考えたのです。
ただし考えすぎ、やりすぎは禁物
だからといって四六時中、自分がなにで怒って悲しんだのかを考えるのはNGです。
あまりに考えすぎると、反芻(はんすう)といって、同じ考えがいったりきたりするだけとなり、状態が悪化します。
ときに寝るだけ、食べるだけ、話すだけでスッキリすることもあるでしょう。
それにもかかわらず、「あのときのあの人の発言のせいで」と誰かのせいにすることが癖になる場合もあります。
やり方
では、正しいやり方ですが、ふと最近または昔、嫌だったことや我慢したことを振り返ってみてください。
そして今目の前にこの人がいるとしたら、どんなことを伝えたいですか?
あのときにやり直せるなら、どんなことをしますか?
この質問に答えてみてください。
長くても結構です。私もこの問いに対して1、2時間かけてメモ帳にタイプすることもあります。
これをするだけで気持ちはスッキリするし、理由も分かるし、精神的な辛さからも開放されやすいです。
やってみたけど、まだ辛い
普段から喜怒哀楽を出し慣れていないため、数回試しただけで感情をすべて開放するのは難しいです。
なので、モヤモヤや辛さが残ったら「まあ、とりあえず今日はぐっすり寝よう」と考えるぐらいにしてください。
ずーっとなぜなのかを追求するのは禁物です。余計に苦しくなります。それだけは守ってほしいです!
精神的な辛さから自分を解放しよう!
精神的に辛いけど、理由が分からないのは、自分でも知らないうちに喜怒哀楽の感情を溜めているからです。自分の最近や過去を振り返ると、感情を我慢したときがあるのではないでしょうか?そのときの気持ちを解放してあげてください。そうするだけで、気持ちが結構スッキリするはずです!