ポジティブ思考になる方法 その4 ポジティブな言い方に変える
ポジティブになる簡単な方法の一つが否定的な言葉遣いをポジティブに変える、というものです。
この方法を始めたばかりのときは変な気持ちがしますが、慣れてくると考え方も自然に変わっていきます。
ネットなどにもポジティブな言い方に変える方法はありますが、ポジティブすぎて抵抗がある、という方でも続けられるものを今日は紹介します!
<ポジティブ思考になる方法>
その4 ポジティブな言い方に変える
目次:
!軽く読める!
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
思考が言葉になり、言葉が行動になる
ある有名な哲学があります。それは思考が言葉になり、言葉が行動になり、行動が習慣になり、習慣が性格になる、というものです。
だから思考が変われば性格までも変えられる、ということですが、今回の方法は行動を変えることで習慣化して脳を変えていく方法です。
この方法で、思考も変わっていき、結果的にうつ病から抜け出すことができます。
ちなみにこの方法は強力で、私自身も否定的な言葉を使わないよう気をつけると、2週間で気持ちのあり方が変わりました。
やり方
ではやり方ですね。いきなりポジティブに過ごすのは辛いので、マイルドなやり方を考えました。
ネットにあるものと基本は一緒で①否定的な言葉は使わない、②ポジティブに聞こえる言葉を使う、です。
例えば、下の文を見てみてください。
「私今日のコンクールで準優勝だったけど、まあ、私全然なんもしてない。笑」
「私今日のコンクールで準優勝だった!私なにもしていないのに勝ったんだ。」
同じことを言っていても最初の文の方が、自信がなくネガティブな印象を持ちますか?
言葉遣いでガラッと印象も変わるので、周りの反応だけでなく、その言葉を使っている人の気持ちも徐々に変わっていきます。
それぐらい言葉には力があるのです。では、どのように言葉を変えていくのか、について詳しく説明していきましょう。
1. 「けど」「でも」をやめる
これはよく言われることですが「けど」「でも」などの言葉をやめます。
ただポジティブに言いかえるというよりは、「けど」「でも」を使わないで、どうすれば同じ意味を持った文を作れるかを考えてみるといいです。
先ほどの例だと「けど」がなくても同じ意味になるので外しました。
無理やり「けど」「でも」をなくそうとするのではなく、自分の言葉づかいを見返したときに、あ、変えられるな、と感じた部分だけ変えてみましょう。
✅「けど」「でも」を外して言い換える
2. 「できない」「やれない」「無理」を「保留」にする
自分はできない、やれない、と思うよりも、自分はできる、やれる!と考えた方がいい、というのはよく聞きますね。
できないことをできる!と言い聞かせると結果が出やすい、というのは心理学でも聞きますが、自分を追い込むぐらいなら、考えてみる、ぐらいにとどめてみるのも充分です。
私「私にこんな仕事できるわけがない」
→「まあ、やってみようか...」
私「ああいう人無理」
→「まずは話してみようか...」
それでやってみた結果、思っていた通りだったら「まあ、それぐらいの気持ちでやったしな」と思えますし、
もしうまくいったら「それぐらいの気持ちでできたから、やれるかも」と思えるはずです。
誰かに行ってみよう、やってみよう、と言われたことも、私にはできない、ではなく「考えてみるよ」と伝えるといいですね。
ただこれは自分に自信がない場合の言いかえです。やりたくない仕事を頼まれた、嫌だと思うことをお願いされた、という状況ではNOと言いましょう。
✅「できない」「やれない」を一旦保留する。
✅ 本当に嫌なことは、断る
3. 必要ないものは省く
先ほどの文だと「まあ」「全然」という部分はなくても同じ意味が伝わります。
こういった文を濁らす部分を省くと一句一句考えて言っているように感じるので、自信を持っているように聞こえるのです。
自分自身もまた、文を濁らすことなくはっきりと言うので、思考が自然をスッキリするようになります。
✅「まあ」「うーん」「でもまあ」というなくてもいい部分は省いてよし
まとめ
この3つを意識するだけで、考え方がスッキリしていくので、深く物事を捉えることが少なくなりました。また、物事のいい方面も見えてくるので、個人的には自然にうつ病を治していける一つの方法だと思います。この言い換えが皆さんにしっくりくると嬉しいです。