朝起きれない....そんなときは「起きない」!?
うつ病になって、ベッドから起き上がるのが辛くなりましたか。起き上がりたいのに、体が重くて動かない。そんなときに私が一番楽に起き上がれた方法があります。
それは「起きない」でいることです!今回はなぜうつになると起きれなくなるのか、なぜ起きないでいると起きれるようになるのかをご紹介します。
目次
!少しじっくり読む!
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
なぜ起きれなくなる?
まず、なぜうつになると起きれなくなるのでしょう。以前内科から体が疲れすぎて睡眠を欲しているから体が重く、起き上がれないというふうに聞きました。
また、食欲がなくて栄養を取らなくなったり、なにに対しても興味を持てなくなったときも、体が起き上がらなくなる一つの理由です。
詳しくは私の書いた「今危ない?自分のうつレベルが分かる指標」シリーズ記事にどうなるか書いてあります。
ベッドから起き上がれない理由とそれによる症状が書かれています:
まとめる、私たちの身体は起き上がらない方がいいから、起き上がらないようにできているのです。
「起きない」でいると起きれるようになる
焦って起きようとするほど、起き上がるのがより辛くなります。そこで私が提案したいのは「起きなくてもいい」と思うことです。
体が起きないのは、起きてはいけない、というサインを体が出しているからなのでそれに従います。すると、不思議と肩の力が抜けて、最初の頃よりも起き上がるのが楽になるのです。
自分も色んな方法を試して起き上がりました。無理やり起き上がる、早めに起きる、携帯の光を当てる、などなど。
その中でも体の「起きたくない」というサインに従うというものが一番楽に起きることができました。
「起きない」ことで起きる方法
まずは騙されたと思って行ってみてほしいと思います。方法は簡単ですが、意識を集中することが大事です。
1. 早めのアラームを設定する
早めのアラームといつものアラームの2つを設定し、これぐらいの時間に起きれば、いつものアラーム前後でベッドから起き上がれるかな、という時間を設定します。
理想はいつも起きる30分前ですが、時間がなければ10分前でも結構です。
2. 起き上がりたい、という気持ちになるまで寝転ぶ
早めのアラームで起きたら、まずは仰向けになって、体に意識を集中します。「起き上がらなければ」から「起き上がりたい」という気持ちになるまで起きてはいけません。
自分の心に素直になることが、なん時もうつ病を治す秘訣です。
また、早く起き上がらないと、と焦るのも禁物です。もし焦る気持ちや起き上がれないことに不安を感じたなら、その気持ちを受け止めましょう。
「あ、今自分すごく焦っている」
「起き上がれないことで不安になっているんだな」
そうやって受け止めていくと、徐々に心は軽くなっていきます。
3. 起き上がりたくなったら起き上がる
起き上がりたいと思ったら起き上がりましょう。きっといつもよりは起き上がるのが楽になっているはずです。
もしそれでも効かなかったら
もし上記の方法をしてみて、効かなかったら相当「起きなくてはいけない」というストレスがかかっているのか、相当疲れているかのいずれかだと思います。以下のことを見直してみてください。
①自分に合った睡眠時間を取れている?
実際に寝れるかどうかは置いといて、ベッドにいる時間が合っていないと起き上がりづらいです。
ベッドに入る=睡眠の時間、と体は認識するのでベッドにいるだけでも体の疲れを取るのに役立ちます。
ショートスリーパー、ロングスリーパーなど、人によってそれぞれに合う寝る時間数が違います。
もし8時間睡眠があなたにちょうどよかったとして、ゲームを午前3時までして8時に起きるとしましょう。
うつ病で眠りが浅いうえに、眠れたのが5時間以下であれば体も疲れて起き上がれなくなります。
自分は何時から何時に睡眠を取ると、体がスッキリするのかを知って、起き上がりやすくするといいです。
②眠れる準備をしている?
深く眠りやすい状態を作ることも、身体をしっかり休ませて起き上がりやすくするのにも大事です。
例えば寝る前に携帯をいじらない、夜ヨガをする、お風呂に入る、など、様々な方法を試してぐっすり眠りやすい状態を作りましょう。
下記の記事では私が寝る前に行うと効果的だと感じた方法です。ぜひ読んでみてください。
寝る前に行うと寝やすくなることを書いています:
③焦りすぎている?
どれだけ自分をなだめても「早く起きなくては」という気持ちが消えないなら、あなたの心は相当疲れているうえに、緊張感が取れないのかもしれません。
他の人よりも時間がかかると思うので、アラームを更に早めに設定して、 もう一回行って見ましょう。
焦っている気持ちを落ち着けるために深呼吸を少ししたり、自分の感情をさぐったりするのも効果的です。
感情の探り方は下の記事で説明しているので参考にしてみてください。
自分の感情を知ることで、焦りを減らせます:
他にも効果的な方法
先ほど色んな方法で、起き上がれる方法を試した、と話しましたが別記事で「スマホを見ると朝起きれるのか」ということにも触れています。
興味があればぜひ読んでみてください。
太陽の光でうつ病が良くなることを書いています。スマホに関しては最後の方で書いています。
まとめ
もし朝起きるのが苦手、もしくは起きづらいと感じているなら、まずは早めのアラームを設定してベッドの上で仰向けになれる時間を作りましょう。なによりも自分がリラックスできることが大事です。焦らず、ゆっくりと起き上がれるようなっていくといいですね。