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うつ病だと周りに言ってよかった?私の経験談

うつ病だと周りに言うとどうなる?

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うつ病だと分かって、誰に伝えましたか?人それぞれ抱えているものが違う分、違った反応をもらったかもしれません。

 

もし日常生活がうつ病にふりまわされていると分かってもらえたら、けど違う反応だったらどうしよう、と不安になる気持ちに共感できます。

 

私自身そういった気持ちを抱えて、うつ病を周りに告白しました。

 

そのときの反応から感じたことを今日は書いています。

 

目次:

 

!少しじっくり読む!

 

 全体的には言ってよかった

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結論から言うと、私はうつ病人に打ち明けたほうがいいと感じました。

 

ネガティブな意見をもらって悲しくなることもありましたが、今まで疎遠になっていた友人との関係は修復したし、周りがうつ病に対して考えてくれるようになりました。

 

言ったことで

友人との関係が修復した

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うつ病になってから私は友人に対して安心感が持てず、ネガティブな話ばかりする状態でした。

 

友人との予定も早めに切り上げたり、楽しくなさそうに話したり、少し距離ができきていたと思います。

 

また、実際に人間関係で揉めて、喧嘩になることも以前と比べて多くなりました。

 

ただうつ病だったことを告白すると、「だからこんなことをしたのか」というエピソードをたくさんもらいました。

 

ずっとネガティブだったのに、急に不思議になことを言うことや、全く遊びに誘ってくれなくなったことなど、私の知らなかった行動を言われて驚きました。

 

自分を客観視できたのは大きかったです。

 

また、今まで遊んだ後は罪悪感にいなまれていましたのですが、それも打ち明けてから楽になりました。

 

「本当はああいうふうに笑いたかったのに」

「あんなふうに楽しみたかったのに」

 

私の振る舞いのせいで気まずい空気を作ってしまった、誤解をさせてしまったと思うのが辛かったのですが、

 

実際はそこまで私を嫌っていなかったし、むしろ周りも避けられているようで悲しかったのだと気づきました。

 

すると以前のような暖かい気持ちを取り戻せたのです。

 

周りが配慮してくれた

当時はうつ病だということは知らずとも、精神的に病んでいたことは自分自身感じていました。

 

それを職場の人に言ったらやめさせられるんじゃないか、白い目で見られるんじゃないか、と反応が怖かったです。

 

幸いなことに、たまたま告白した相手がうつ経験者で、精神的に辛いときは一言伝えると休ませてくれました。それはパニックを起こしそうになったときなどにとても助かりました。

 

仲間を見つけた

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そして自分のように悩んでいる方が他にもいることを知れたのは大きかったです。

 

自分の社長、他のお仕事で知り合った人、インスタグラムのフォロワーさん、などなど、うつ病かもしれない人から自殺などで悩んでいる人、様々な人がいました。

 

「皆言わないだけで、それぞれ問題を抱えている」

 

皆表面では幸せそうでも裏ではそれぞれ戦っているんだな、ということを肌で感じれました。

 

それは仲間がいた、という安心感にもつながったし、その仲間が立ち向かっているから私ももう一度前向きになってみようか、という気持ちになれました。

 

言わなければ

言って良かったことの方が多かったものの、言わなければ良かったって思う人たちはいます。それはうつ病に理解のない人たちです。

 

うつ病

「気持ちの問題でネガティブだからなるもの」

「精神的に病んでいる人だけがなるもの」

 

と考えている人は少なくありません。

 

中にはうつ病になるのは弱いからで、自分で強くならなければ治せない、うつ病になったのは本人のせいだと思う人もいます。

 

言わなければ傷つかなかった

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辛かったことを話しても、うつ病のせいで友人の近くにいるのがしんどくなることを話しても「私のこと嫌いなんだ」と解釈する人はいました。

 

もしくは知った気になっているだけで、分かっていないこともあります。

 

人混みが今は辛い、皆が自分を攻撃してくる気がする、そんな感覚に全くなったことない人にとって、どれぐらい辛いのか、なぜそう感じるのかを知るのは難しいです。

 

どう助ければいいのか分からないから、無神経なことを言われることもあります。

 

それは仲の良さなどは関係なく、精神病の解釈の違いや理解度で起きるので仕方ないと感じています。

 

ただそれでも、ときに反応に傷つきました。

 

言わなければ、気を遣わせなかった

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相手に気を遣われるのも辛かったことの一つです。

 

うつ病のことを話すと自分を信頼してをくれたのだと相手は思うし、それに応えたい、と思ってくれます。

 

それは嬉しいことですが、ときには相手の気遣いが災いします。

 

例えば、私がうつのせいで忘れっぽくなっている、と伝えると、相手は気持ちを理解したくても実際に忘れているのを見るとイラッとするはずです。

 

今までは「なんでこんな忘れっぽいんだろう」と思うだけで済んだのが、今は「うつなんだからこんなことでイライラしない」と我慢します。

 

しかし、それが何度も続くなら尚更、本当にうつ病のせいなのか疑いはじめますし、溜まっていたイライラが爆発するかもしれません。

 

うつ病になった方からしたら「え、言ったのに」となるでしょう。

 

私自身うつ病であると知らなかったときにケアレスミスが多いことや忘れっぽいことを事前にスタッフに伝えていました。

 

が、私が話したようにイライラされたり、中には横暴な態度を取る人もいました。

 

私だったから起きたことかもしれませんが、相手に気を遣わせてしまうことは申し訳なく思ったし、それでイライラしているのを見るとやるせないことも多かったです。

 

まとめ

全体的には言って良かったって思うことの方が多いし、人に話したことでうつ病である自分を受け入れてくれる、という自信にもつながりました。言ってしまったことで起きるトラブルなどもありますが、それ以上に自分と深くつながる人たちに打ち明けることはうつ病改善になると感じました!