5年うつ病になって学んだ人生で大切なこと3つ
この記事は、私がうつ病になってから人生において学んだ大切なことについて話そうと思います。
私のうつ病歴は今年で5年です(診断は1年前に行いました)。
現在は自分に合った働き方をするために、フリーランスとして働くことに奮闘しています。
詳しくは下にある記事を読んでもらえたらと思います。
私のうつ病事情について話しています:
うつ病になってから恐らく皆さんも辛い経験をしてきたと思います。
なぜ自分がうつ病になったのか。
私はその質問に考え続けた結果、うつ病になってから初めて気付いたものがたくさんあります。
うつ病になることがいいわけではありませんが、私がうつ病を通して学んだことが皆さんの心に刺さったり、新しい発見となったら嬉しいです。
下の記事でもなぜ気持ちが落ち込んだのかについて書いています。よかったら読んでみてください。
気持ちが落ちてしまったときに読んでほしい記事です:
目次:
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
1、自分らしくいること
うつ病になる前は、どうすれば自分を良く見せれるかなっていうことをすごく考えていました。
周りに見られる自分がどう映っているのかを気にし、
動作や話し方、マナーなど誰も不快にさせない自分を装っていたと思います。
けどうつ病になってから、私は感情をコントロールできなくなって、自分がむき出しになりました。
不満、愚痴もたくさん言って、思ったことをそのままポロッと言うことも増えます。
そしてやけになって、途中から周りの目を気にせずに言いたいこと、したいことをするようになったんですね。
それによるトラブルは多かったです。が、私の友人はそんな私でもそばから離れませんでした。
自分が気にするほど意外と周りはどんな私でも気にしないんだと気づいた瞬間です。
トラブルは多かったものの、自分のありのままを周りが受け入れてくれた。
自分はこうでないといけない。
それはただの私の思い過ごしだったんだな、と気づけました。
2、余裕がなによりも大事
努力した分だけ報われる、と私は思っていたけど、実は余裕を持てる分だけ報われるのかもしれません。
努力をしているときは、努力をすることでいっぱいになって、3時間かけてできたものを周りは30分で終える、なんてことも起きます。
余裕があると、周りが見えるから、やり直しも減るし、物事がうまくできなくなったときの方向転換がしやすいんです。
これは努力をしても結果が出ず、うつ病になったからこそたどり着けた答えだと思います。
下の記事では無理しない方がいいことについて書いているのでぜひ読んでみてください。
ときには立ち止まった方がいいことについて書いています:
3、プライドを捨てる(素直になる大切さ)
自分の育ちがいいから
悪いから、
皆いい生活をしているから
自分はそうでもないから、
などなどそういった気持ちから、周りの助けを無意識に断ったり、周りの人に壁を作ったりしていませんか?
私の場合、そういった気持ちを捨てたときに、うつ病が良くなりました。
素直になるって難しいですよね。自分をさらけ出して、どんな反応をもらうかわかりませんもの。
けどこれは自分らしくいることにも共通しています。
辛いときに辛い!
アドバイスが欲しいときにもらう!
さらけ出すことで、
自分が考えているほど周りは自分の考えていることを知らないことに気づけたし、
意外と皆助けてくれるんだということを知った。
私はうつ病を通して、人に自分をさらけだしたことで人とより繋がったコミュニケーションが取れるようになりました。
うつ病は教えてくれる
うつ病は自分に起きた心理的、精神的要因によって起こる症状だとも言われます。
もしなにかをして、うつ病が良くなる、または悪くなったなら、身体がなにかメッセージを渡そうとしているのかもしれません。
疲れる
眠れなくなる
イライラする
そして自分がいい!と思うことをするとその症状も和らぐことがあります。
うつ病はその小さな違和感に気づかせてくれるシグナルです。
うつ病は辛いですし、ならない方がいいです。けどなったのなら、重要なことを気づかせようとしてくれているのかもしれない。
そう考えて、一緒に付き合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
あくまで私の経験談なので、皆さんに当てはまるか分かりませんが、うつ病になって得たものは大きいと思います。きっとうつ病にならなかったら、私は人を陥れることをなんとも思わない、無責任で冷たい人になっていたかもしれません。だからうつ病になったのなら、学べることを探してみてはどうかな、と思います!