愛を感じる方法 ③10秒ハグをする
抱きしめてもらうとそれだけでストレスが解消する、そんな効果がハグにあると知っていましたか?好きな人、家族、友人でもハグしてもらうと暖かい気持ちになりますよね。
人に対して安心できるとうつによる被害妄想だけではなく、うつによる肩のこわばりや睡眠不足なども解消できます。
今日はそんな10秒ハグにどんな効果があるのかについてお話ししたいです。
<愛を感じる方法>
③10秒ハグをする
目次:
!少しじっくり読む !
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
10秒ハグの効果
10秒ハグには様々な効果があります。そのどの効果もリラックス感や幸せを感じるのに役に立つので、結果的に人からの愛を感じやすくなります。
愛を感じるとリラックスする、リラックスすると愛を感じる、そうやって愛を感じていくことがうつ病や視線恐怖症、被害妄想などに効果的だと下の記事でも話しました。
愛を感じるメリットについてはこちらで少し書いています:
ではハグをするとどんな効果が得られるのでしょうか。
1. リラックス効果やストレス軽減になる(β(ベータ)エンドルフィン)
ハグをするとβ(ベータ)エンドルフィンという脳内物質が出ます。
これはマラソンで苦しくなった後にくる達成感や満腹感を持ったときの幸せな気持ちと同じで、高揚感や幸せ感を得られるため「脳内麻薬」「幸福ホルモン」とも呼ばれています。
そのため、前向きな気持ちになりやすいです。
2. ドーパミンが出る
ハグをするとドーパミンという「快感ホルモン」も出ます。ドーパミンが出ると、人はやる気が出て、様々なことを行えるようになります。
うつ病で人間関係がうまくいっていないときにドーパミンが出たら、人間関係において前向きな気持ちで色々試してみようと思えますよね。
3. 幸福感が増す(オキシトシン)
オキシトシンというホルモンもハグをするときに出ます。
オキシトシンが出ると血圧が上がるのを防ぐため、呼吸が深くなり、瞑想やヨガをしたときと同じ気持ちを味わうことができるのです。
つまり、幸福感や安心感に包まれ、より人との繋がりを感じやすくしてくれます。
人との繋がりを感じられる行動
ハグには科学的な効果があることは上記で話しましたが、個人的にハグは相手に身を預ける練習にもなると思います。
被害妄想の治し方という記事でも書いたのですが、被害妄想を治す一つの方法としてトラウマと似たことをもう一回行うといいです。
それは同じことを行っても安全だ、と脳に分からすための行動です。
(ただし注意しながら行う必要があるので、詳しくは被害妄想の治し方に関する記事を読んでください。)
それと同じように、ハグをすると人はそれほど怖くないことを体で学べると思うのです。
自分の視線が相手を不快にさせている、相手が自分を攻撃してくる、けどそんな相手がもしあなたにハグされることを許したら?
おそらく相手はあなたのことをなんとも思っていないし、攻撃しようともしていないと脳は感じるはずです。
注意点
やり方は簡単でハグを10秒行うのみ。もし10秒が長いと感じるなら7秒でも効果を感じ始められます。また、触れる箇所は多い方がより効果的です。
ただ一つ注意点は、自分が嫌いな人とはハグしないこと、と他のウェブサイトで書かれていました。逆に嫌悪感を生んでしまうとのことです。
他人もできるならやめた方がいいとのことですが、相手に対して嫌だなあ、という気持ちがなければ私の経験からして大丈夫だと思います。
またハグがハードル高いな、と感じる方は触れ合うだけでも似た効果は得られます。例えば、腕が触れ合いそうなぐらい隣で座るや肩を組むなど、色々と試してみましょう。
ただし、コロナには気をつけて行いましょう。今の時期、ハグは家族間だけにするのが安全かな、と思います。
まとめ
10秒ハグは私が高校生の頃から知っている方法です。ハグって暖かい気持ちにしてくれますし、ときには涙が出るぐらい励まされます。今はコロナということもあり気軽にできませんが、人との触れ合いがいかに大事なのかをこの記事を通じてわかってもらえると嬉しいです。
参考文献:
抱きしめるとストレス解消。ハグがもたらす効果とおすすめのハグの仕方|「マイナビウーマン」
精神科医に聞く!ハグで期待できる効果とは?効果が高まるハグの方法は? | Domani
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