愛を感じる方法 ④相手を思いやる
愛を感じられなくなったのは、自分が誰かに愛を与えるのをやめたことで、周りから愛を与えられなくなったからかもしれません。
世の中ギブ&テイクと言われているように、相手を思いやることで周りもあなたを思いやってくれます。
そうすることで、また愛を感じられるようになると思うのです。
なぜ思いやりが大切なのか、どういう風に思いやれるのかについて今日は書いていきます。
<愛を感じる方法>
①暖かったものを思い出す
②愛されている、と唱える
③10秒ハグをする
④相手を思いやる
目次:
!少しじっくり読む!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
本当は思いやっていないのに、それは思いやり?
本当に思いやる気持ちがなかったら偽善になる、と感じた方もはいますか?
私自身、偽善になると思いますし、長期間思いやるフリをするのは心身が疲れます。
それでもまずは思いやってほしい理由は、相手を思いやるとそれが自分に返ってくる、という経験をしてほしいからです。
最初は誰かに思いやられるために思えばいいです、というのも徐々に心から思いやってする行動となっていくと私は信じているからです。
愛って簡単に感じられる
また、今誰からも思いやりを感じない、愛を感じない状態にいるのだとしたら、まずは愛って意外と簡単に感じれることを知ってほしいのです。
愛っていうと、まるで心が通じあった人同士でしか交換しなさそうですが、私たちは日々色んな人たちの愛を受けています。
駅員さんが電車を誘導してくれる
落ちたものを拾ってもらう
気持ちのいい挨拶をする
そういったものを今感じられないのは、私たちが受け取れていないからだと思うのです。
それは友人や家族などもそうで、私たちが愛を受信しないからギブを行おうと思えない、そして友人や家族も徐々にギブすることをためらいます。
ギブは相手に受け入れてもらう行為
なぜ受け取れていないのか、というと私たちが心を閉ざしているからだと私は思います。
「こんな自分にこんな優しくしてもらうの申し訳ない」
「他の動機があってこんなことをしてくるのだろう」
だから返すことが怖い、といった感じでしょうか。
そんな気持ちを乗り越えて、勇気を出して誰かのためになにかを行ったとしたら、
ありがとう、という気持ちを込めてギブをしたら、
それはテイクを受け入れたことになりますし、愛を感じられるようになるということです。
さらにあなたはギブをしたので、相手もそれに喜んでお返しをするはずです。そうすればそこから関係をまた深めていけます。
だから最初は思いやりの気持ちがなくてもいいので、まずは行動をして経験することが大事かな、と思います。
思いやりの例
ではその思いやりの例ですが、小さなものから大きなものまで色々です。
これも思いやりなのか!って思うかもしれませんが、そこは価値観の違いかもしれないのであくまで参考程度にみてみてください。
・残業、仕事を手伝う
・優先席を譲る
・感謝の気持ちを見せる
・倒れている看板やポスターを立て直す/貼り直す
・パートナーの代わりに家事を一つ負担する(洗濯物、掃除機、皿洗いなど)
・相手の一人の時間を尊重する
・元気がなさそうな人に「大丈夫?なにかできることある?」と声をかける
・記念日、お祝い日にプレゼントを買う
・相手のためを思って、なにかを止める
(受験に集中できるよう出かけるのをやめる、相手に甘えっぱなしで負担をかけていたのをやめる)
・ *1甘える(行きたいところを伝える、わがままを言ってみる)
・いつもなら相手に任せることを自分でやってみる
・ *2助けてもらう、我がままを言う
・皆が気づかないようなところを掃除する、整理する
・雰囲気が明るくなるようにお花を飾る
・コンビニによったついでにお菓子を買ってあげる
・悪口を言わない
・意見をおしつけない
・ *3好きという
・ *4自分の意見を伝える
・雨に濡れないように、相手の方に傘を向ける
・重い荷物を代わりに持つ
・マッサージをしてあげる
・ワンちゃん、ネコちゃんのシャワーをする
*1)甘える、は女性の私からみて思ったことですが、男性は頼りにされることが好きな方が多いです。なにも言われないと男性は頼りにされていないのかと不安になる、と聞きます。当てつけかもしれませんが、甘えることが苦手な方は、そういう男性の気持ちをくみ取ることを思いやりの一つだと思えるといいかもしれませんね。
*2)*1同様の理由です。普段わがままを言わないなら、あなたには弱みを見せているよ、頼りにしているよ、という合図を出してみましょう。きっと喜んで助けてくれるはずです。
*3)*1*2同様です。
*4)もし普段自分の意見を我慢したりしているなら、あなたが本当はどう思っているのか知りたいと思う人もいるはずです。そういった気持ちをくみ取って伝えるのも一つの思いやりです。
注意
自分にとっては思いやりでも、他の人にとっては当たり前だし、その逆の可能性もあります。
どんなことをしても自分が欲しい愛をくれない人もいます。
なぜ返してくれないんだ!となるかもしれないですが、そんなときは思いやらなければ、と無理するのではなく、自分が傷つかない範囲で思いやりを見せましょう。
まとめ
愛を感じるようになるには、自分から愛を渡せるようになることも一つです。自分から愛を渡せるようになると相手からさらに愛情を受け取れますし、あなた自身愛を感知するアンテナが広くなります。この記事を読んだ今、知らない人でも、お世話になっている人でも、同僚でも、パートナーでもいいので少しだけ思いやりを見せてみてはいかがでしょうか。