イライラを利用しちゃいましょう
イライラは悲しい、辛い、不安といった感情が絡まりあってできる負の感情です。それゆえに人は感情を抑えたり、発散させたりしています。
けど、本当にイライラは悪い感情でしょうか。
もし、エネルギーとしてその感情を使えたら、ものすごくコスパがいいですし、うつ病がぶり返したときも落ち込まないと思うんです。
今日はそんなイライラをどう利用できるのかお話ししたいです。
目次:
!軽く読める!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
感情はエネルギー
イライラとは思い通りにならなかったり、不快なことがあったりして、神経が高ぶるさま、のことです。
イライラしたら、神経が高ぶらない対処方法が色々ありますが、イライラを我慢する方も中にはいるのではないでしょうか。
特にうつ病の方はイライラしやすいうえに我慢しやすいから、うつ病になりやすいのだと個人的に思います。
そう聞くとイライラすることは悪いかのように思いますが、感情ってなにかをしないと生まれないんです。
ただボーッとしているだけではイライラしないし悲しくもなりません。色んな経験を経て、人は喜怒哀楽を感じて生きていきます。
ある意味、感情というエネルギーは、イライラも含めて副産物です。それをただ溜めている、もしくはうつ病の抗うつ薬で打ち消すのはもったいないです。
感情の使い方
よく聞くのは、ジムに行ったり、習い事をしてイライラを解消するという方法。体力もついて健康になるし、友人もできていいことだらけです。
そういった方法でイライラを使用するのもいいですが、私はイライラを最大限に使える方法が他にあると思うんです。
表現してイライラを解消する、という方法はどうでしょうか。アーティストって自分たちの感情や思ったことを表現して仕事をしますよね。
テイラー・スウィフトも彼氏と別れるたびに新しい歌を書くことで一時期知られていました。
なにもアーティストや画家になる必要はありません。
ただうつ病の人は欲が低下して、行動しにくくなっているので、イライラエネルギーで欲を動かすのはどうでしょうか、という提案です!
うつ病の人のイライラエネルギーは莫大ですし、うまく利用できたら、やれることが増えます。
私も書くこと、調理をすることでイライラを利用した
私自身うつ病になってから今まで書くことと調理をすることにイライラを使っていました。
書くときにイライラを当てることで表現力が身についたし、調理をするときには早く動けるようになりました。
自分にはなにもできることがない、と思っていたのにイライラを利用したことで私はスキルを身につけ、趣味を見つけ、イライラとうまく付き合い、うつ病を少し解消することができたのです。
イライラが溜まっていると、楽しいっていう感情でなにかに打ち込むことはできなかったんです。イライラを解消しなければ、お仕事もうまくいかないなら、とイライラを利用することにしました。
私は運動神経が良くないので、ジムなどで体力がついたところでなにかに役立つわけがない、と踏んでいました。それならアーティストのように表現してみよう、と思い始めたわけです。
やり方は簡単で、なにかをしているときに「私は今怒っている」「あのときのあれはなんなんだー!」と心の中で叫びながら作業をするだけです。なかなかクレイジーですね。笑
でも仕事の嫌な思い出や愚痴をたくさん書いた「就活日記」は友人に見せると面白い、と笑ってくれましたし、調理学校の実習では誰よりも早く美味しく料理を作れるようになりました。
誰かを傷つけることもなく、スキルも身につく。
いいことしかないのに、私自身もイライラを解消してスッキリしたのです。
この機会に自己表現の場を作ろう
せっかく日々エネルギー(イライラ)を溜めているのだから、自分にとってプラスになる方法で解消するのが一番いいやり繰りだと思うんです。
体が動かすのが好きなら、そこにイライラをぶつけてもいいし、調理でぶつけてみてもいい。そうやってイライラを解消してなにかを得られたら、うつ病に対する怖さも減ると思います!
まとめ
うつ病になると、今の自分とどううまく付き合っていくかがポイントです。辛いこともきっとたくさん起こるから、それに向き合うための武器が必要だと思っています。敵を味方に変える、とは違いますがネガティブな感情を武器にできたときに強くなれると私は信じています。