うつ病をひどくしないために!
うつ病であるときほど、人とのコミュニケーションが怖く感じやすいです。頭がまとまらず、おどおど話し、その話し方が余計に周りをイライラさせているかもしれません。
私自身、うつ病になってから人間関係でのトラブルが増え、その度に解決方法を探したり、周りからアドバイスを頂いたりしていました。
円満とまでいかずとも、これ以上問題を起こさないためにできる話しかたを今日は紹介します!
ちなみにこちら、似たテーマで書いた記事です。よかったら読んでみてください。
攻撃的になりがちな人への対処法:
目次:
!少しじっくり読む !
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
1. 結論から話す
同僚:「あ、この資料っていつ頃提出できそう?」
うつ:「えーっと...昨日始めて、今ここまでできているので、明日ぐらいでしょうか?」
私の場合ですが、うつ病になればなるほど、自分の言いたいこと、思っていることが相手に伝わるように説明が長くなりがちです。
例えば、明日までに提出すると言ったけど、集中力が続かなければ、仕上げられないかもしれない。
その保険として、私がどこまで進めたのかを知ってもらって、許してもらおうという魂胆が先に出ています。
同僚:「あ、この資料っていつ頃提出できそう?」
うつ同僚:「明日までにできます!ちなみに今ここまでできています。」
けど、同僚からしたら、質問とは全然違う答えから始まってイライラします。同僚は自分の欲しい答えにたどり着くまで後何秒かかるか分かりません。
相手の立場になって考えるとモヤモヤしますよね。なので最初の数秒で答えを出して、相手をスッキリさせましょう!
もし今すぐに答えが出せない、もしくは焦ってしまって分からなくなったら
「5分後にお伝えします!今分からないもので」
「(外出してしまう同僚なら)メールで後でお伝えします」
「うーん...いつ頃までにほしいですか?」
こんな感じで伝えてみましょう。レストランの待ち時間が分かると落ち着くのと一緒で、数字を伝えると安心します。
後は、どうしても分からないときは逆に聞いちゃいましょう!人は分からないことによくやきもきします。
相手は自分が提出してほしい時間までに間に合うのかが知りたいので、時間が分からなくても「間に合う」or「間に合わない」の答えが出せていればいいのです。
結論で始めた方がいい理由が簡潔に書かれている記事を見つけました。
結論から始めた方がいい理由について書いています:
他にも、話すときに結論から始めないほうがいい、という記事も見つけました。なかなか興味深いですね。よかったら読んでみてください。
結論から始めない方がいい、という意見です:
TIPS☑️ 「やっぱり間に合いませんでした」ってならないよう時間を多めに見積もって伝えるのもいいです。
2. 否定文を使わない
妻:「あれ、ここにあった鍵ってどこにいった?」
うつ夫:「知らない」
お客さん:「すみません、この商品ってどこにありますか?」
うつ店員:「すみません...今この商品は置いてないです。」
否定的に話すと、「助けたくありません」という印象を与えてしまい、イライラさせやすくなります。私が読んだことのある「売上が伸びる手書きPOP」という本でも
売れるPOPの描き方について書いています:
お客さんに分からない、と答えてしまうとそこで購入してもらえなくなる、と書いていました。
(ちなみにこの本は読みごたえがあります。POPだけではなく、広告や売り場作りに関しても分かりやすく、たんまりと話しています。)
ですので、
妻:「あれ、ここにあった鍵ってどこにいった?」
うつ夫(例1):「どこだろう。探そうか。」
うつ夫(例2):「〇〇が持っていったんじゃない?聞いてみようか?」
お客さん:「すみません、この商品ってどこにありますか?」
うつ店員(例1):「すみません...今この商品は置いてないです。でも近い商品なら置いていますよ。」
うつ店員(例2):「すみません...今この商品は置いてないです。なにに使う予定でしょうか?」
このように「分からない。けどサポートはするよ」という姿勢を見せると周りは喜びます。
また、ネガティブな言葉を使うと、ネガティブな考えにもなりやすいので使う言葉を変えてみるのもいいですね。
否定的な表現と肯定的な表現を比べてみた、という記事も読んでみてください。より、肯定的な表現のほうが柔らかい雰囲気になることが分かるかと思います。
否定表現と肯定表現を比べています:
3 はっきりと話す
友人:「この日は予定空いている?」
うつ私:「えっ、あっ...空いてる」
先ほど言ったように、人は分からないことにやきもきします。どもったり、小声で話したりすると、相手はあなたがなにを言いたいのか分かりづらいのでイライラしやすいです。
「うん、空いているよ!」
と答えられるには、
①自信を持つ
②口の筋肉をよく使う
といいです。
①自信を持つ
とはいえ、うつ病で苦しいときに自信なんて持ちづらいと思うんです。
そんなときは、自分の好きなことを見つけるのが、一番自信をつけやすいかな、と思います。
もしくは、カラオケで歌ったり、人と話したり、声を出すことに自信を持つのも一つの方法です。
私の場合、誰かと会うのが苦痛なときは部屋で独り言を大きな声で言います。
(周りに人がいないことを確認して...笑)
②口の筋肉をよく使う
これはたくさん笑うのが一番手っ取り早いです!
ただうつ病で笑顔になると顔が引きつる...なんてこともあるので、以下のトレーニングもお勧めです。
滑舌が良くなる体操について書いています:
あ、い、う、え、お、を口を大げさに広げて筋肉を使うトレーニング方法です。私もよく行っていますが、終えた後は口周りが痛くなり、口も広げやすくなります。
一つ一つの発音がはっきりしやすくなるのでオススメです。
後、私の言ったことを助長してくれる記事を見つけました。ぜひぜひ合わせて読んでみてください。
はっきりと話せるようになる方法が書かれています:
他にも鏡の前で笑顔の練習をするのも、筋肉を鍛えるのにうってつけです。
TIPS☑️ 腹式呼吸を意識すると、はっきりと声が出やすくなります。
まとめ
今回は人をイライラさせない方法を3つ紹介しました。うつ病であるときこそ、話すことに自信をなくして、周りをイライラさせやすい話し方になりがちです。人間関係のトラブルを減らすためにも上記の方法を試してください。私もまだ訓練中ですが、他にも思いつく方法があればまた紹介します!