私のうつ病が(劇的に)良くなったときTOP5
今回はいつもと少し違って私の経験を話そうかな、と思います。うつ病になって5年目、今まで試してきたことを元に私はこのブログを書いています。
投稿数も増えてきたので、私がうつ病が短期間で良くなったランク付けをすれば一目でなにをすればいいのか分かりやすいかな、と思って書くことにしました。
私個人の経験なので、参考として読んでもらえたらと思います。
他にも瞑想やジョギング、カウンセリングといったコツコツするものもうつ病が良くなったので、それに関しては下の記事で書いています。よかったら読んでみてください。
コツコツと治すのによかった方法を紹介しています:
!じっくり読む!
「劇的に良くなった」
私がここでいう「劇的に良くなったとき」というのは、それを行ったことで思考の歪みが取れて、より前向きに行動できるようになったときのことを指します。
例えば、一日中ベッドの中にいて、毎日寝て、というのもうつ病に効果的ですし、瞑想やヨガなどもそうですが、これらは私の中で一時休戦みたいなものです。
今回は試してはまた休んでを繰り返しますのではなく、実際に戦いながら良くなっていくものを話していきたいです。
また、内容が重複しないように過去の記事も引っ張ってこようと思います。
私のことについてはこちらの記事を読んでみてください。
では5位がら順に上位を発表していきます。
5位 ストレスから逃げたとき
5位はストレスから逃げたときで、もっと詳しく言うと仕事を辞めたときです。
皆さんにも、ここにいるだけで辛い、やるだけで辛いっていうものがあると思いますが、私の場合は正社員として働き続けることが辛かったです。
元々誰かに合わせ、言われた通りのことをこなし、同じ環境にいるのが苦手で、大学生の頃はアルバイトをわざと転々としたり、授業も友人ではなく自分の興味があるものを取ったりしていました。
だから正社員として働けないことは分かっていたのですが、皆と同じレールに乗りたくて頑張ってみたのです。
結論、自分に合わないものはやらない方がいいと学びました。
どれだけ頑張っても、合わないものは合わない。
そして、だましだまししていた正社員のお仕事を辞めると、一気に肩の荷が降りました。
人とスムーズに会話できるようになったし、表情も明るくなりました。睡眠は改善点がまだありますが、以前よりも寝れています。
苦手なことをやらないで生きていける人生になったのはうつ改善にとって大きいかな、と思います。
4位 環境を変えたとき
次が環境を変えたときで、これは私が香港留学から日本へ戻ってきたときと、日本から今いる国へ戻ってきたときですね。
仕事を辞めたり、引っ越しをしたり、新しいことを始めたり、というのもそうですが、環境が変わると気持ちをリセットできました。
ゲームに例えると、私のHP(命)が5つあったとして、留学中はもう1しか残っていなかったとします。
このステージで既に私は4回失敗しているので、攻略の仕方が分かりませんが前に進まずにはクリアできません。
けど、私は別のゲームも持っていて、そっちではHPが5個ある上に、まだ1回も挑戦したことがありません。なので私はこっちのゲームに乗り換える、という感じです。
結局留学での壁は乗り越えられなかったわけですが、環境を変えることで全てをリセットしてまた4回分、似た問題にどうやって戦うのかを考えられました。
その安心感からうつの症状も和らぎやすかったですし、過去の経験から自分が苦手なものや環境も分かってくるので、環境を変えれば変えるほど克服、または避けて難易度を下げることができます。
一つの環境に定着できない自分や、結局問題を解決できなかった自分を責めはしましたが、環境が変わる度に気づきや学びがあったので、うつ病にはいいことだったかなと思います。
解決できなかった問題は、自分にとって難易度が高すぎたんだな、と徐々に納得できていきました。
3位 好きなことを始めたとき
これは調理学校へ通い始めたときです。元々食が好きで、いつか調理学校へ通うことは決めていました。
下の記事でも書きましたが、逃れられない不安や恐怖をエネルギーとして好きなことに発散すると、ストレス発散しながらスキル上達ができます。
イライラをエネルギーとして使おう、という話をしています:
ただ実はそれだけではなく、好きなことを始めると自分を好きになるんです。
私は自分の長所も分からず、なにをしても失敗するだろうと消極的だったのですが、調理は、失敗や辛いという気持ち以上に好きだから続けたい、という思いが強かったです。
好きという気持ちで行っているから、周りの目を気にする余裕もなかったし、次々と出てくるアイディアを試したり、誰かと共有したりするので頭がいっぱいでした。
なので調理をしたときに、数年ぶりに心からワクワクしました。
私自身なにかに一生懸命打ち込んだことがなかったので、打ち込める自分を誇りに思ったし、調理って性格が出るし、体を常に動かしているので頭で考えることが減るんですね。
それがちょうどうつ病に良かったのと、自分ってこういうふうに考える人だったんだな、と調理を通して知ることもできました。
心からワクワクし、自分らしさを知り、自信を持ち、まだ人生どうこうするには早いな、と思わせてくれたときでした。
4位、5位は身体的な部分に影響があったのに対し、3位は精神や考えに影響した気がします。
2位 トラウマへ向き合ったとき
詳しいお話は下の記事の5、を読んでほしいですが、トラウマへ向き合うとすぐにうつ病が良くなりました。
被害妄想を止める方法の一つとしてトラウマへ向き合うことを話しています:
上の記事ではベトナム1人旅行について書いていますが、その他にも親にトラウマを伝えたり、前職のオフィスに行って感謝の気持ちを伝えたりしました。
そのたんびに自分の思い違いに気づいたり、自分の欲しかった答えをもらったりして、恐怖や不安を減らせました。
それは本当に強力で、次の日には別人になったかのようなスッキリした気持ちになりましたし、そこからまた戻る(ひどくなる)ことも少なかったです。
1位 両思いになったとき
うつ病にとって一番大きかったのが意外にも彼氏ができたときです。
調理をしているときも生きたい、というよりは好きなことを続けるのに生きなければいけない、という思いの方が強かったです。
それが変わったのが彼氏ができたとき。うつ病で暗くなることが多くても、自分では自分のいいところを見出せなくてもありのままの私を好きになってくれました。
その感覚が、私らしくいてもいいんだ、という肯定感と自信につながり、「〜しなければ」から「〜したい」に変わりました。
彼氏に気持ちが伝わってほしくてうつ病とまた向き合い始め、彼氏と遊ぶお金が欲しくて、仕事を頑張る。
不思議と他の人と話すときも暖かい気持ちになって、徐々に出かけるのが楽しくなったし、仕事で嫌なことがあっても「まあ、こんな私を好きになってくれる人がいるからいいや」と楽観的になりました。
自分を大切にすることを学べたのも大きかったです。
身なりに気をつけたり、身の回りのものを綺麗にしたりすることが増え、後々こういった細かいことが気持ちをスッキリさせてくれるのだと気づきました。
こう話すと、まるで彼氏が世界の中心にいるみたいですが、うつ病でやる気が全く湧かない私にとって、私をどん底から引っ張り上げてくれた救世主です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。良くなったことを5つあげるのは簡単でしたが、ランキング付けはかなり悩みました。考えた結果、彼氏ができたことが1位にランクインしたのは自分でも驚いています。ただおそらく彼と出会えていなかったら、未だにブログをこんなふうに書くこともままならなかったと思います。この記事がなにか行動を起こすきっかけになってくれたら嬉しいです。