<カウンセリング行きたくない、辛い>それ、正しく受けれていますか?
カウンセリングについて調べてみると、カウンセリングに抵抗を感じる人や、実際に行っても辛く感じる人などが意外にいることを知りました。
カウンセリングが嫌になる気持ちは分かりますし、嫌だと感じるほどのなにかがきっとあるのだと思います。
この記事を読んで、カウンセリングに行き直すかどうかを考えて決めてもらえたらな、と思います。
目次:
- まず、カウンセリングは本当にうつ病にいい
- カウンセラーはあなたを受け入れてくれる人
- 無理やり連れて行かれて、辛い
- 話すのが疲れる
- うつ病が重くてカウンセリングそのものが辛い
- オンラインやインスタでの注意点
- まとめ
!じっくり読む!
*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
*メンタル心理カウンセラーの方にチェックしていただきました。
まず、カウンセリングは本当にうつ病にいい
カウンセリングを受けにいけって言われるけど絶対いきたくない理由行ったところで話すことがないんだよな…まじでストレスも特にないし何が原因か自分でも全くわからないから気分の波が激しいですくらいしか伝えることがない
— 🐕 (@jmjgksdi09876) 2020年5月25日
最近学校行きたくないとかいろいろあって親に明日学校のスクールカウンセラー行っておいでって言われた…はじめてスクールカウンセラー行くもう予約もしてある。ほんとはすごく行きたくない…。人と話すのが怖い、人が信じられない。明日のスクールカウンセラー行きたくないな…。
— ゆうな💔🩹 (@QwjPCWESvqTKdBe) 2020年10月22日
https://twitter.com/jmjgksdi09876/status/1264766186346041345?s=20
話したければカウンセリングですが、話せるようになる=回復なので、そこにいきたくない人、辿り着けない人が薬で誤魔化してる感じですかね。本人に回復する気持ちがなければ医者もどうしようもないから、薬だけ渡す。
— ちょ~ (@agemaru2) 2020年1月28日
ツイッターやウェブサイトを読むと色んな理由でカウンセリングに行きたくない方がいるようですね。
特に行ったことがない人の「行くのに勇気がいる」に、とてもうなずけます。
人によってはカウンセリングに行くよりも投薬を多めに行ったほうがバランスがいい方もいると思いますが、私自身はカウンセリングがあるのとないのとで問題の大きさが変わったと感じました。
私がカウンセリングを推している理由はこちら:
では、早速なぜカウンセリングに行きたくない、行くのが辛い、となるのか、ウェブサイトやツイッターなどを元に答えていきたいと思います。
カウンセラーはあなたを受け入れてくれる人
まずカウンセラーはなにをしてくれる方だと思いますか。
ツイッターのコメントなども見ると悩みを聞いてくれるところ、と思う方が多いようですね。
たしかに悩みを聞いてそれに向かってどう歩いていくのかを後押ししてくれますが、どちらかというとあなたを受けいれてくれる人なんです。
この人になら何を話しても大丈夫
ここにくれば安全だ
どんな話でも聞いてくれる
そういった安心感を与えてくれる場所ので、カウンセリングに行く際はあまり構えず、「このままの自分をさらけだそう」ぐらいの気持ちで受けてみてください。
無理やり連れて行かれて、辛い
これは学生さんに多い印象でした。自分は行きたくないのに両親に予約を入れられて、カウンセリングでなにを話せばいいのか分からない、という状態です。
私も実は高校生のときに両親にカウンセリングへ連れて行かれました。
私もなにも悩んでいなかったので、戸惑いましたし、両親も効果がないと踏んだのか1回行ったきりになりました。
まず、うつ病では自分の心に従うことや理解することが大事です。
カウンセリングはたしかにうつ病に効果的ですが、行きたくないのに行くとなにか話さなければいけない、というプレッシャーからうつ病がひどくなる可能性もあります。
両親がなかば無理やり行かせるのであれば、カウンセラーに気持ちを伝えてみるといいです。
ここに連れてこられて困惑していること、なにを話せばいいのか分からないこと、など。
頻度を減らす、カウンセラーを変える、カウンセリングの仕方を変える、なども話せば処置をしてくれるでしょう。
また、カウンセリングへ無理やり連れて行かれるのが嫌なら、カウンセラーとの時間は「おしゃべりの時間」だと思ってみるのはどうでしょうか。
無理に話そうとしなくて大丈夫ですので、自分が心地いいと感じることを優先しましょう。
ちなみに1回のカウンセリングで効果が出ないのは、カウンセリングは何度も行くことで効果を得ることができるからです。
特に最初の1回は情報や抱えている悩みを聞くだけなので、なおさら効果は出ないと思います。
話すのが疲れる
カウンセラーと話すのが疲れる、という意見もちらほら見ました。実際にその方の話を聞かないと分かりませんがいくつか疲れる理由があるかと思います。
①カウンセラーが基礎をできていない
カウンセラーは自分の意見を押し付けずに、患者が話しやすい環境を作る必要があります。
それができていないと、患者は自分を全否定された気持ちになって、カウンセリングが辛くなるからです。
いいカウンセラーの見極め方についてはこちら:
この上の記事に書かれていることができていないカウンセラーであるなら、カウンセラーを変えてみるといいです。
正しく聞いてもらえないと、逆にうつ病が悪化することがあります。同じ機関からでもいいですし、全く違うところからでも大丈夫ですので他の方を試してみましょう。
②自分の意見を否定された気持ちになる
カウンセラーは自分の意見を押し付けてはいけない、と言いましたが、ときにはあなたと違った意見を述べることがあります。
例えば、あなたが「周りが私の失敗を笑った」と言ったときに、
あなたの話をさらに聞いて、そこから
「私の聞いている感じだと、そんな感じがしない」
「今までの話を聞いていると、考えすぎだと感じる部分がある」
とカウンセラーが言うかもしれません。
この場合は、カウンセラーはあくまでもこれが自分の意見だ、と言っているだけなので、意見の押し付けとはまた違います。
カウンセラーの言ったことを信じなくてもいいですし、正しいと思わなくて大丈夫です。
ただ話している側からすれば、自分の言ったことを毎度否定されているようなので疲れますよね。
一度カウンセラーにそのことを相談してみるのもいいですし、あまりに疲れるなら相性が合わないのだと割り切って新しい方を探してみるのもいいです。
ただ決断をする前に、個人的に傾聴を強く意識するカウンセラーよりも、こういう考えもあるよ!と何度も言ってくるカウンセラーの方が、うつ病が良くなるスピードが早かったことはお伝えしたいです。
実は私の場合、うつ病もある点までいくと傾聴をするだけではビクともしませんでした。
例えば、
私:「この人は私を攻撃してこようとする」
カウンセラー:「そうかなあ。そういう風には感じないよ。」
私:「私は〇〇があったから、そう感じたんです。」
カウンセラー:「そっかあ....」
で終わると、
聞いてもらって気持ちは楽になりますが、私がそう感じる理由については解決できないままですので、数ヶ月続けても問題は平行線のままでした。
ただ逆に踏み込まれると、疲れるものの考えるきっかけになったのです。
私:「この人は私を攻撃してこようとする」
カウンセラー:「そうかなあ。そういう風には感じないよ。」
私:「私は〇〇があったから、そう感じたんです。」
カウンセラー:「そっかあ....じゃあこうだったらどう?」
あなたの意見に踏み込むことはカウンセラーにとっても勇気のいることです。
それを毎度してくれるカウンセラーはかなりできた方なのではないかな、と感じます。
カウンセラーは意見を押しつけてはいけませんが、傾聴を意識しすぎるカウンセラーもある点では効かなくなると感じました。
もしあなたの辛さや疲れがこの②からくるもので、このカウンセラーに5回以上お世話になって3ヶ月以上続けて効果が出ているなら、続けて行うことをオススメします。
③相性が合わない
①と②に問題がないにも関わらず、セッションを受けていて疲れるならカウンセラーとの相性が良くないのかもしれません。
人には相性があるので、合わないこともあります。もしかしたら文化の違いかもしれないですし、男女の違い、あなたのうつ病への理解度など、様々な要素があるはずです。
カウンセラーにも色んな専門を取り扱っている方がいるので、他のカウンセラーを検索してみることをお勧めします。
④なにかを話さないといけない気持ちになる
カウンセラーに合わせようとしすぎて疲れている可能性もあります。
うつ病になると周りに合わせやすくなるので、カウンセリングで無理に話を作ったり、元気なふり、または元気のないふりをしたりして疲れがたまっているかもしれないです。
カウンセラーには素直になって大丈夫です。
きっとあなたの状態を受け入れてくれます。
もし話すのに疲れたならそう伝えればいいですし、人に合わせやすくなっているな、と思ったらそれを直接伝えても大丈夫です。
どうすれば人と話しても疲れないのか、ということにも一緒に取り組んでくれるはずです。
うつ病が重くてカウンセリングそのものが辛い
そもそもうつ病が重くて家から出たり、人と話すことが辛い、という方も中にはいました。
実はカウンセリングの中にはオンライン、またはチャットでのやりとりができるものも多くなっています。
①オンラインカウンセリングプラットフォーム
オンラインカウンセリングを行っているウェブサイトを探してみるのも良いですね。Cotree (コトリー)というプラットフォームでは、オンラインカウンセリングが行えるみたいです。
テキストメッセージでのカウンセリングも行っているので、頭の中で整理するのが苦手な方や慌てやすい方にもオススメです。
また、時間がない方や週末は混んでいてカウンセリングの予約が取れない方などにもオススメできます。
オンラインカウンセリング「Cotree(コトリー)」:
②インスタなどで探す
インスタなどでもカウンセリングを募集している方がいます。SNSを通じて、ということもあるのでメッセージのみ、電話のみのカウンセリングにも対応してくれやすいのではないでしょうか。
私の知っている範囲だと1人います。
hiyoko_soudanさんという方で、臨床心理士でインスタのDMで約50分相談にのってくれるようです。
インスタのコンテンツがしっかりしていますし、丁寧な感じが伺えるので、カウンセリングもおそらく共感的・肯定的に、そして客観的に行ってくれるのではないかと感じます。
hiyoko_soudanさんのインスタグラムアカウント:
あくまで私の印象なので、まずは試して自分で判断をしていただきたいです。
③カウンセラーに直接聞いてみる
もし既にカウンセリングを行っていたり、目星をつけているカウンセラーがいるなら、直接オンラインや電話で行うことができるか聞くのもいいかもしれません。
日本国内だけではなく、日本近隣国に住む日本人カウンセラーから受けることもできるので誰かしらいると私は踏んでいます。
オンラインやインスタでの注意点
オンラインやインスタなどからだと気軽にカウンセリングができる分、重症だった場合は医療機関に繋げてもらえない、または途中で投げ出す、ということも起きる可能性があります。
重症、または自殺願望などがある場合は、救急車を呼ぶ、または入院する、など、適切な方法でまずは助けを呼んでください。
緊急安心センター事業: #7119
まとめ
以上カウンセリングに行きたくない、辛い、という方に対する解決法です。カウンセリングはうつ病にとても効果的な方法なので、続けていってほしいと思います。ただし、自分の気持ちが一番大事なので、今がそのときではないと感じたらしばらく止めて、様子を見てみましょう。焦りすぎないこと、自分が辛くないことがなにより重要です!
https://twitter.com/QwjPCWESvqTKdBe/status/1319248066386391043?s=20
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