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カウセリングってどんなことをするの?

カウセリングってどんなことをするの?

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たびたび色んな記事で「うつ病を治すのにカウンセリングがいい」と言っていますが、実際どんなことを行うのか、内容が分からないと怖いですよね。

 

私自身今まで4人のカウンセラーにお世話になっていて、それぞれスタイルも内容も違いました。

 

今日はカウンセリングがどのように行われるのか、その内容について軽く説明したいと思います。

 

カウンセラーの選び方については下の記事を参考にしてください。

 

いいカウンセラーの特徴について書いています:

www.kokororakuni.com

 

目次:

 

!少しじっくり読む!

 

*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。

 

カウンセラーは場所や人によってそれぞれ違う

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カウンセリングとは、悩みや苦しみを抱えている人の相談に乗り、援助・助言・指導を通じて本人の成長や発達、問題の解決をサポートすることです。

-ヒューマンアカデミーたのまな

 

カウンセラーは場所や人によってそのやり方や内容は変わってきます。

 

人によってお勧めの頻度やアプローチの仕方も内容も違うので、自分が心地いいな、と感じる人を探すことが大事です。

 

カウンセリングの流れ

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1. 部屋で待つ

カウンセリングを予約して、そのセンターなどに行くと待合室、またはカウンセリングルームでカウンセラーを待ちます。

 

最初のセッションでは事前にアンケートを書くこともあるので少し早めに来るといいです。

 

場所によっては遅刻するとその分延長をさせてもらえないこともあるので気をつけてください。

 

いざカウンセラーの方と会ったら、場所によっては守秘義務などの書類を読んでから、セッションが始まります。

 

2. 第一セッションは、あなたのことを知るセッション

カウンセリングの始まり方ですが、あなたになにかを話すよう呼びかけることはなく、自分が話したいと思ったタイミングにカウンセリングが始まります。

 

準備ができたら悩んでいること、話したいことなどを自分の好きなように話してみてください。

 

ちなみに最初のセッションではあなたがどんな人でどんなことで悩んでいるのかをヒアリングする時間です。

 

カウンセリング自体思考の歪みを治したり、ゴールに向かって行動をする長期的なものなので、効果が明らかになるまで私の肌感覚で少なくとも半年はかかります。

 

3. カウンセリングは大抵50分、頻度はカウンセラーと相談

カウンセリングは大抵50分で終わります。人によっては何時間も行うところもありました。

 

また、カウンセリングに来る頻度はカウンセラーの判断によって違い、月に1回のところもあれば、私の状態を見て毎週来るようオススメする方もいました。

 

ちなみに頻度は自分の意思で変更することができます。金欠だから、もしくはもっと話したいことがあるから、と感じたらカウンセラーにその意思を伝えましょう。

 

最後は次のカウンセリングの予定をとって終了です。

 

カウンセリングの内容

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私自身大学でカウンセリングに関する授業を取ったことがありますが、いいカウンセラーは患者と同じ目標に向かって歩いていく、と言っていました。

 

こうしろ、ああしろ、とひっぱるのではなく、 極力自分の意見が入らないように見守ってくれる人ほど効果はよいです。

 

そして面白かったのは人によってカウンセリングの仕方が違うこと。同じアプローチでもやはり感じ方が違ったりすることはありました。

 

下に書いているのは私自身カウンセラーがよくするアプローチ法かな、と思ったものです。また別の記事で詳しく手法に関して話します!

 

1. 共感する

共感をしてくれるカウンセラーはたくさんいました。あなたの意見が合っている、というわけでもなく、ただただうんうん、と話を聞いてくれます。

 

自分の心の奥にしまっていることが言いやすいように質問をして、話しやすくしてくれます。

 

2. アドバイスをくれる

もしあなたがなにかで悩んでいたら、それを克服するためにしてみたらいいことを教えてくれるかもしれません。

 

無理に押し付けることもなく、よかったらやってみてね、という程度です。

 

3. 心理学的視点で物事を説明する

感情で流されるのではなく、あなたの状況を心理学的に客観視してくれるカウンセラーもいました。

 

「あなたは今こういう思考をしていて、これによってこれがこうなっているから、こう考えている」といった具合です。

 

ときにはドライな対応に寂しくなるかもしれないですが、大変だね、と共感されるよりもうつ病そのものにダイレクトに効きました。

 

4. 心理学療法を一緒に行う

カウンセラーの中には心理学療法を行う方もいました。その中でも私が他の記事でも書いた瞑想は二人のカウンセラーからお勧めされています。

 

他にも積み木を自分の感情例えて紙の上に並べる方法や、そこに親がいたらなんて言葉をかけるか、などといったエクササイズも一緒に行いました。

 

まとめ

カウンセリングに行くことで悩んでいることや目標に向かって自分の力でたどり着けるようになります。人によってそのアプローチや内容は違うものの、私が自分らしくいるための手助けを行うのはどのカウンセラーも同じでした。カウンセリングは精神的に病んでいなくても通えるものですので、通うことに抵抗がある方も勇気を出して行ってみてもらいたいです。