「死にたい」けど死にたくない。どうすればいいのかお話しします。
*死に関する描写が含まれています。苦手な方は読まないでください。
うつ病であると、ふと生きていることが心地悪く感じたり、他の方が自殺をしたのを聞いて生きる気力を無くしたり、
リストカットをしても心が満たされず、命を絶つことを考える人も少なくないと思います。
うつ病は厄介なもので、そういう気持ちになる自分がおかしいと余計に自分を責めてしまいがちです。
ただ何度も考えれば考えるほど、心の底ではまだ生きていたいと思うことに気づくはず。
私の経験談とともに、今日は死なない方法について話していきます。
命を絶つことを考えている方、これから絶つことを考えるかもしれない方がこの記事を読んで、なにかを得ると嬉しいです。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
*死に関する記事です。苦手な方は読むのを控えてください。
死にたいと考えることは誰のせいでもない
まず死にたいと考えることはごく普通です。
うつ病になると他の方よりもエネルギーの量が少なくなる上に、ちょっとした行動ですぐ消耗します。
このエネルギーは寝て休むことで増えますが、なかなか貯められないと「死にたい」という気持ちに陥いるんです。
これは私自身何度も死にたい気持ちになるにも関わらず、ぐっすり寝れた次の日には死にたい気持ちがなくなる、という経験を何度もしています。
だから死にたいと思っても大丈夫です。なにをすれば抜け出せるかについて話していきましょう。
1、刃物や紐など、自殺を連想するものは全て遠ざける
まずは、見たときに命を絶つことを連想するものは、なるべく普段手をかけないところに全てしまってください。
そういった衝動に駆られても、周りに道具がないことで理性で命を絶つことを食い止めることができます。
2、死にたいことを誰かに話す、もしくは頭の中で感情を出す
もし心を許せる人がいるなら、メールでもいいので今の状況を話しましょう。
「今急に死にたくなって、どうすればいいのか分からなくて話したかった」
「〇〇っていうことが最近起きて、それからずっと死にたい気持ちが消えない」
死にたいと考えるのは、自分の感情が自分の手に負えないからです。
なので話すことで頭の中を整理して、その感情を外に出すことでスッキリします。
もし話せる人がいないなら、寝る前にベッドで一人死にたかったことを考えても大丈夫です。
「あのとき、なにも考えられなくて、〇〇して死ねたらいいのにってずっと考えていた」
「でもそう考えることが辛かった。とても辛かった」
「死にたくなかった」
なるべく死にたかったときの感情を込めて考えると、死にたい感情が収まり、眠りにつきやすくなります。
ただ自分を責めないでください。死のうと考えることは悪くないです。
それだけ辛い思いをしているのだと思います。
自分が死ぬ、という気持ちに打ち勝って今生きていることを褒めてください。
自分の命が無事だったことを喜んでください。
3、ネガティブな時間を減らす
上の2点ができたら、命を断ちたいという衝動はかなり減ると思います。
次にすることはネガティブになる時間を減らすことです。
うつ病になるとネガティブなことを繰り返し考え、余計に自分を責めてうつ病が重くなります。
実際は自分を責めなくても大丈夫なことが多いので、まずはネガティブなことを考える癖を手放すことが大事です。
下の記事2つで手放す方法を説明しているので読んでみてください。
ネガティブなことが頭から離れないときに、離す方法です:
ネガティブな考えを切ることで、頭を整理する方法です:
4、カウンセリングに行く
3、とやること似ていて、今見えているネガティブ世界を別の視点から見る力を持つと命を絶つことを考えることも減ります。
そしてカウンセラーはそのスペシャリストとも言えると思います。
これはつい最近の話ですが、私は自由業を始めてから様々なお仕事に手をつけているものの、成果が出ず精神的にかなり参っていました。
そこでカウンセラーに話すと、むしろ自分の作業量がすごく多く、こなせていることをすごい、と言ってくれたんです。
自分でも話しながらそのことに気づけましたし、恐らくカウンセリングに行ってなかったらこの先何ヶ月も焦っていたと思います。
自分とは違った視点を持つ人の意見を聞くというのは貴重です。ただ周囲にいる人だとときに傷つくような意見を言われ、うつ病がひどくなることもあるんです。
なのでカウンセリングに行ったことのない方も試してみることをお勧めします。
5、太陽を浴びる
ここまでできたら後は太陽を浴びるだけです!
日光浴がうつ病にとっていいことは過去の記事でも話したことがあります。
日光浴をすると、うつ病の落ち込みが減ります:
その効果は抜群で、15分外で座っているだけで、悩んでいたことがスッキリします。
ネガティブな気持ちが外にいる間にポジティブに切り替わっていることもあるのでぜひ試してみてください!
まとめ
以上が死にたいという気持ちから逃れられないときに行ってほしいことです。これは実際に私が自分のうつ病が重く、死ぬことを考え始めたときに行っているステップです。もしこの方法を行っても気持ちが変わらなかった場合、環境を見直してみてください。職場環境や家庭環境、気が付かないうちになにかがストレスになっているかもしれません。