うつ病を自力で治す方法|薬なしで人と話せるまで回復しました
*投稿が遅れてしまい、申し訳ありません。
私はうつ病を5年ほど経験しており、現在もうつ病ですが症状はかなり落ち着きました。
カウンセリングは利用していたものの、ほぼほぼ自力で治しています。
だから自信をもってうつ病は自力で治せる病気だといえます。
ただしこれは完治という意味ではなく、日常生活が送れるまで、という意味です。
具体的にどんなステップを取れば治るのか、私の経験談を元にお伝えしていきたいと思います。
サクッと読みたい人はこちらを読んでください:
目次:
うつ病は自力で治る?
まずうつ病は自力で治すことはできますが、完治はできません。
こちらの記事でも書いたのですが、うつ病は再発することが前提にあります。
うつ病の再発についてまとめました:
3年、4年ぶり返し続ける人もいれば、10年かけて元気になる人もいるようです。
うつ病の症状が全く出なくなった後も、ふとした表紙に戻ることはあります。
ただし、これは薬物治療やカウンセリングをしても同じです。
そういった意味で、薬物治療やカウンセリングと同じだけ自力で治せると言えます。
また早期発見が大切で、早めに見つければ数ヶ月で治るでしょう。
ただうつ病が重ければ何ヶ月、何年と続いていきます。
カウンセリングは必ず使用したほうがいい
個人的にカウンセリングを全く使用せずに、うつ病を治すことは難しいと思いました。
もしストレスやトラウマからくるうつ病であれば、原因を治すことが大切です。
ただしこれは自分では気づきにくいですし、トラウマに触れるのが怖い、となる部分もあります。
カウンセリングに行かなくても治せる可能性はありますが、やり方が分からず、自分で傷をえぐり続けて治療するのは辛いです。
ときには間違えてうつ病を悪化する方法でトラウマに触れてしまうこともあります。
友人に話を聞いてもらって気分がスッキリすることもあるでしょう。
しかし、ただスッキリするだけではただ表面をなでるにすぎません。
カウンセラーはそういった意味で上手にうつ病患者が痛くて触れない部分をゆっくりと出していきます。
話に同調して、客観的に聞く。
そして自分を不幸にする価値観に気づかせてくれるのです。
なので私はカウンセリングに少なくとも半年ほど通い続けることはお勧めします。
自力で治す際に、カウンセリングで行ったことが役に立ちます。
できればうつ病が治るまで通い続けてほしいですが、金銭的に余裕がない人は半年でも十分効果を得られるはずです。
うつ病には種類がある
うつ病といっても、種類によっては治療方法が変わってきたりします。
うつ病は本当に個性豊かで種類が同じでも症状が違うこともあるぐらいです。
産後や季節に関したうつ病であれば、その時期に対処すれば改善する可能性が高いでしょう。
薬もそれに合わせたものを精神科医が用意します。
双極性はうつと躁状態(ハイになる)を繰り返すので、うつの部分を見てうつ病だと診断するお医者さんもいます。
双極性は抗うつ薬ではなく、気分安定剤や抗精神病薬などを用いられるため、治療が遅れることもあるようです。
このようにうつ病、と一言と言っても、様々な種類や症状があり、だからこそ治療するのが難しいとも言えます。
ちなみに私がこのブログで紹介する方法は精神的な障害を抱えている方であれば、誰でも有効的なものだと思います。
さまざまなアプローチ方法を書いているので、よかったらぜひ過去の記事も読んでみてください。
うつ病を自力で治す方法
詳しくは私のブログで!と言いたいところですが、記事数も多いので説明しながらいくつか載せていきたいと思います。
初めに書きますが「現実的にそんなことできないよ...」と思う点があるかもしれません。
仕事をやめろ!と言われてもなかなか難しいですものね。笑
私も他の人と比べて行動力があると言われていたから、できた部分もあると思っています。
ただそれでも自力で治したいのであれば勇気を持ってやってみてださい。
やらなければ、と思う必要はありませんが、うつ病はそう簡単に治らない病気でもあります。
自力で、というのは荒治療のようなものです。
だから私が今から書くことを信じて、考えて行動を起こしてほしいです。
まずはスターターとして下の記事を読んでみてください。
うつ病になったらまずすることについて書いています:
1. 考えられる原因を全て避ける
自分のうつ病をひどくするものは全て生活から「抜いて」ください。
その原因から離れるだけで私たちは思考力を取り戻し、気持ちも楽になります。
すると徐々に、なにがおかしかったのが、自分がなにを感じていたのかといった思考力が戻ってきます。
思考力が戻るとできることがたくさんです。
思考力が戻るとできること:
- トラウマに対応する気力が戻る
- 同じことが起きたときにする対策を考えられる
- 学校や仕事、対人関係がよくなるので前向きになる
- 行動しやすくなる
- 決断しやすくなる
むしろ原因がずっとそばにある状態では、うつ病は治らないと思ってください。
こんなことをいうと職場や親のような大きな原因だったらどうするのか、となると思います。
同じです。「ぬいて」ください。
「次の仕事が見つかるか分からない」
見つけてみてください。求人サイトや人材派遣などに尋ねてみてください。
「でも私が抜けたら会社が困る」
いい意味でも悪い意味でも、私たちは替えがききます。大丈夫です。
もし会社側が困る、というなら、恐らく採用をかけて仕事を教える時間とお金、手間を考えて言っているかと思います。
「これ以上によい職場があるか分からない」
うつ病の原因となった職場であるなら、どんなによい職場でも自分にとって毒となっていきます。
うつ病は生死を分けることもある病気です。
自分の生活と生死、どちらを優先したほうがいいのかと考えてみてほしいと思います。
「この人のためだけに職場を変えるのは悔しい」
部署移動でも全然ありです。誰かに相談するのもよいでしょう。
「うつ病で一人暮らしをするお金がない」
どうすればお金ができるのかを考えてみましょう。現実的に無理と思うプランでも大丈夫です。
まずは考えることが大切だと思います。
一人暮らしは難しくても、両親から離れる暮らし方はあるはずです。
「親を見捨てるようで申し訳ない」
これも仕事同様、どんなによい親であっても自分の毒となっています。
まずは離れてから考えてみましょう。
「嫌なことから逃げるって、立派な大人なのに...」
嫌なことから逃げているのではなく、自分のリスクになるものを遠ざけているんです。
もちろん皆のようにうまくかわせたらベストですが、皆違う性格を持っているので仕方ないです。
リスクを避けて行動する、は成熟した大人だからこそできることだと思います。
難しいことだと思いますし、私もたくさん悩みましたし、どうやっても無理だと思っていたこともたくさんありました。
だけど離れると見えてくることもたくさんあります。
一つ一つ小さなものからでも構いません。
自分が嫌な思いをするものから離れてください。
自分の思いつく限りで0になるまでです。
2. 自分の感情と考えを整理する
次にすることは自分がなにを考え、感じていたのかを理解することです。
うつ病のときは様々な考えや感情がつまってストレスになっています。
いっぱいいっぱいの状態です。
ただし私たちは日々生活していくなかで、また新しく考えたり感じたりしますよね。
するとこれは山積みになり、いつしか限界がきます。
これは仕事と一緒で、溜まった仕事を一気にやるより、問題が起こったらすぐ対処するほうが効率よいです。
だから心と頭の中を掃除しましょう。
こちらの方法はとても効果的です。
考えていることを整理するときに使える方法です:
後はこんなことがお勧めです:
- カウンセリングに行く
- 映画で涙を流す
- 日記を書く(過去のことでもいいです)
- 友人に話す
- 運動で発散する
3. トラウマと向き合う
最後はトラウマがどうすれば小さくなるのかです。
やはり似た経験をこれからしていくたびに、思い出してはうつ病再発なんてことはありえます。
だから少しずつでいいので、トラウマを克服していくことは大切です。
これもカウンセラーさんに助けてもらうことができます。
もし自力で治したい場合、過去に経験したことをまたやってみることが効果的でした。
一歩間違えるとうつ病は悪化しますが、うまくいけば一気に良くなります。
なのであまりお勧めしませんが、具体的な方法を知りたい人は下記記事の5を読んでみてください。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください:
私はトラウマによって対人関係、とくに被害妄想に悩まされていました。
人と話すこともできなくなってしまい、家族でさえも怖く感じました。
ただこの方法でかなりよい状態になっています。
上の記事ではベトナムへ旅行したことを書きましたが、他にもこんなことをしました:
- 元職場に行き、関係の良くなかった上司や先輩に懺悔と感謝の言葉を伝える
- 両親に今まで傷ついたことを打ち明ける
- 恋人や友人に思っていたことを伝える
- 同じ環境で強く自分の意見を主張してみる/相手の意見を流してみる
- 友人に誘われたら出かける(5:5の割合で成功)
- 正社員としてもう一度働く(失敗)
感情の起伏は激しくなりますし、失敗するとその後しばらくは引きずります。
だから覚悟ができたときに少しずつやってみてほしいです。
私が薬なしで治してみて思ったこと
私もうつ病なんて治るわけがないと思っていましたが、5年の歳月をかけて寝たきりから友人と出かけて働けるまで回復しています。
「うつ病は長く付き合っていくものだから」という言葉をよく聞きますが、私は自分の経験を踏まえてある程度治せると知りました。
カウンセリングにも通っていますが、それは本当に辛いときだけ。
コツコツと一歩歩いてはまた下がってを繰り返し、今は通わなくても大丈夫な状態になりました。
薬が悪いと言いたいわけではありませんが、より自然な方法で治せるのではないかな、ということです。
だから自力で治したいけど自信がない人がいたら私を信じてほしいです。
治せます。
コツコツと治す気力と根性と勇気が必要だけど治せます。
だから一生うつ病を抱えることはないです。
大丈夫です。
根気強くゆっくりと治していこう!
うつ病は一人一人の性格やうつ病の種類、重さなどによって治療方法やアプローチの方法が変わってきます。自力でやると荒治療になるので、ときに失敗し、急に落ち込むこともあるかもしれません。ジェットコースターに乗るような、とても怖い気持ちになると思います。けどそれを繰り返して、振り幅は小さくなり、徐々に良くなっていきます。ぜひ試してみてください。
他にも色々と治し方載せているので、下のカテゴリーからぜひ選択してみてください!
うつ病を治す方法が色々書かれている: