うつの治し方 - 薬なしで治したうつ経験者の完全ガイド
こんにちは、ユキです。
薬やカウンセリングに頼らず治したい人に読んでほしい記事です。
私はうつ病歴、今年で6年です。
私は4年ほどうつ病に悩まされ、2年前ぐらいから症状がかなり軽くなりました。今では友人と出かけ、新しい人とたまに会うぐらいならできます。
実は自分がうつ病だと気づかなかったので、最初の数年は一人で試行錯誤して治す方法を考えました(笑)
うつ病だと知ったあとも、うつ病にかんする本や動画を見て、自分で変えていきました。
そんな私がお伝えする、うつ病を治す完全ガイドです。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
目次:
うつ病を治すには
うつ病を治すには「休養が必要だ」「運動するんだ」「色んな人に話すんだ」。そう言われることが多いのではないでしょうか。
けどそんなの無理ですよね。
だからうつ病なんですもの。
言われて、できていたら今頃ベッドで寝転がって自分を責めたりしません。
なので、まずしてほしいことはなになら楽にできるのかを考えることです。
うつ病の人は大きいところから始めるんですよ。辛いことに慣れすぎているから、自分を追いこみやすいんだと思います。
「運動すればよくなる」
失敗例:
- 毎日運動を始める
- いきなり30分のエクササイズを週2でぶっこむ
- 辛いのにつづける
じゃあどうすればいいの?となりますが、この場合は
成功例:
- 運動服に着替えてみる
- 毎朝、起きるようにする
- 1日1回、外を5分眺める
こんなのでOKです。
だって無理なんですもの。
眠りたいのに、眠れない。疲れているのに、休めない。
そんな身体でほかの人たちと同じパワーを発揮できなくて当たり前です。
なのでうつ病をよくしたいとき、自分の思っている2、3倍は甘く、物事を始めてください。
1. 自分の感情を発散する
まずうつ病が重いときって、120%もしくはそれ以上の力で生活している状態です。
だからベッドから起きあがれないし、この文章を読んでいるときも辛いのだと思います。
つまり荷おろしすればいいんです。
自分の考えを書いて、整理する。
以下の記事で説明しています↓
もしくは自分の感情を認めて、発散する。
以下の記事で説明しています↓
こんなふうに抱えているものをおろせば、120%出さないとやっていけなかったのが90%にはなるはずです。
90%になれば、あとの10%の力でコツコツとうつ病を治していけます。
信頼できる人へ話すのもオススメです。ただうつ病が重いときは、自分で整理するのがストレスが少ないと感じました。
カウンセラーに話し相手になってもらうのもよいと思います。
どれだけ荷下ろししても、終わらない!って思う人も出てくるかもしれません。
それもそうです。うつ病を治すための7割はここにあるからです。
私も最初の2年は少なくともここに費やしました。
周りから見たら狂っているのではないか?と思うぐらい、パソコンのメモ帳にたくさんタイプしては消して、を繰り返しています。
なので、それぐらいステップ1は時間をかけてください。
2. うつ病にまつわる色々を試してみる
動画や本などを見ると、うつ病を治す方法って実はたくさんあるんですよ。よく言われるのは、たくさん寝て、たくさん食べる、ですね。
うつ病を治す方法:
「前に試したけど、効果なかった」「うつ病が悪化した」という人もいると思うんですが、10%の余力を残せていなかったからだと思います。
ステップ1が完了して2に行っても、力尽きそうになったらまたステップ1に戻ります。
それを繰り返すことでうつ病はよくなっていくと感じました。
なのでもう一度、余力を残した状態でステップ2を試してみてください。
3. うつ病の原因を克服する
うつ病になった原因を遠ざける、またはなくすことで、うつ病は一気に治ります。
うつ病になる理由はひとつとは限りません。小さなものがたくさん積み重なって、なった可能性もあるでしょう。
もしうつ病の原因が分かっているなら、どうすれば環境を直せますか?を考えてみてください。
私のうつ病の原因はこんなものだと思っています。
- 両親にされたことに対するトラウマ
- 対人関係
- 他の人との能力の差(自信なくす)
- 仕事環境が合わない
ざっとでいいです。頭に「もしかしたら」とふんわり浮かんできたものがそうだったりします。
私の例で申し訳ないんですが、もし上記の原因をなおそうとしたら、私はこんなことをします。参考にしてもらえたら嬉しいです。
- 両親にされたことに対するトラウマ
→両親に当時の思いをぶつける(喧嘩を覚悟)
→両親から離れて生活する
- 対人関係
→少しずつ人と話す機会を増やす
- 他の人との能力の差(自信なくす)
→自分の強みや趣味を磨く
→自分のいいところを生かしたことを始める
- 仕事環境が合わない
→人と比べなくていい環境に身を置く(フリーランス)
→働きたいと思う人とだけ働く
うつ病になった人の多くは、いきなりステップ3にきてうつ病を治そうとします。
しかし、いきなりやると、うまくいかなかったときのストレスでうつ病が重くなります。さらにさらに、うまくいかなかったので自分を責めて、「この方法は効かない」なんて壁を貼るでしょう。
つまりうつ病、治らなくなります。だからこそステップ1と2は大切にしてほしいです。
4. 少しずつ昔やっていたことを始める
ステップ3をとおして、少しずつ昔のような安心感や幸福感が戻ってきたらステップ4です。
始めていいこと:
- 友達と遊ぶ回数を増やす
- 社会復帰を少しずつ始める
- 週末にお出かけする など
コツは急に始めるのではなく、ステップ1のように少しずつ始めることです。
私の感覚的にかかった時間
合計で6年、私はうつ病なわけですが、各ステップは以下のように分かれました。
1~3年目(大学生〜新卒):ステップ1(うつ病に気づいていない)
4年目(調理学校通う):ステップ2
5、6年目(フリーランス始める):ステップ3、4
このようにやはり、ステップ1と2には時間を費やしました。あとは大きい変化、例えば私の場合はフリーランスを始めたことで一気にうつ病がよくなっています。
うつ病に早く気づくほど、治るのも早くなります。
ぜひ皆さんには私とは違って、早くうつ病に気付いて対処してほしいです。
ゆっくりうつ病は治してください
うつ病は1年やそれ以下で治ることもある病気です。しかし、だからといって焦るのではなく、自分のペースで少しずつ元気を取り戻してほしいです。