うつで落ち込む...人との働き方
うつといっても学校や会社に通い続けていたら、チームでプロジェクトに取り組むこともあるかと思います。
下記の記事で、私は思い通りにならないと落ち込む、という癖をなくす考え方を紹介しました。
詳しくはこちら:
その中で「周りが自分の思い通りに動かないから、成果を出せなくて落ち込む」場合の話もしています。
今回の記事では、具体的にどういう風にチームと仕事をすれば、自分の思い通りに動かそうとしなくなるのかについて紹介しています。
もちろん、うつのときは休息を取るのがまず大事ですが、どうしても人との関わりが必要なときは、
この記事を読むことで人との関わりで落ち込むことが減り、うつ病が良くなると嬉しいです。
目次:
!軽く読める!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
相手を思い通りに動かさないようにするには
前回の記事で、人を自分の思う通りに動かすことはできないし、チームワークが悪化して成果が出なくなる可能性もあると話しました。
そして落ち込んでうつがひどくなるのを防ぐには、自分と他のメンバーが違う考えを持っていると理解すること、その違いを敬うことが大事かなと思います。
1. 相手のいい点を見つける
相手のいい点を見つけるのもその一つの方法です。
うつであると相手の悪い点ばかりに目がいき、なんでこんなこともできないんだと責めてしまいがちです。
誰にでも得意、不得意があり、たまたま相手の弱点が自分にとって理解ができないぐらい弱いのかもしれません。
そこを許す、のは難しいと思うので、長所にフォーカスしてみるのがいいと思いました。
<Aさんの長所>
・明るい
・癒される
・人をまとめるのが上手い
・プレゼンが上手
などの抽象的な点も、チームで協力していくのに大切な長所です。
悪い点は意識せずに、その人の良い点にまずは目を向けてみましょう。紙に書いてみるのもいいですね。
2. お互いの悪い点をどう補えるかを考える
どうしても悪い点が気になるのなら、どうすればお互いの悪い点を補い合えるかを考えるといいかもしれません。
私の場合ですが、うつになってから相手の短所をどう直そうかということばかり頭にありました。
例えば、調理をしている際に作業をほとんどせずにあっちこっち、うろちょろする人がいました。
私はそんな彼が嫌で、よく指示を出していたのですが聞き入れてもらえないことが多かったです。
だから直そうとするのではなく、直らない前提で物事を見るんです。
彼は仕事をしない、では他のメンバーでどう時間内に終わらせることができるだろうか。
スピードが速い方、じっくりとした調理が得意な方、時間管理が得意な方、それぞれのいい点を持ち合わせて調理を進めました。
逆に彼はなにならしてくれるのだろうか、とも考えました。
本当に迷惑だと感じるなら話し合うことも大切ですが、話し合ってわかるような人でなければ相手を直そうとするのではなく、今の状況でできることを他のメンバーと考えてみましょう。
3. 自分も補ってもらっていることを忘れない
周りが自分の思う通りに仕事しないから成果が出ない、と思ったとして、果たして本当にそうでしょうか。
また調理の話に戻りますが、私は効率よく仕事を周すのが得意でしたが、レシピを忘れやすく、砂糖と塩を間違えるというベタなことをするほどおっちょこちょいです。
一方私のパートナーは、仕事が早く、次に何をすればいいのかを素早く考えることができますが、あまり物事を深く考えません。
私たちの相性は良く、私が相手にどうすれば効率よく終わらせられるかを話すように、私が段取りを間違えないよう横で確認してもらったり、失敗をカバーしてもらったりしました。
どれだけ私が効率よく仕事ができたとしても、相手が協力的ではなかったらうまくいきません。
私が段取りを間違えても分からないような人だったら、きっと美味しい料理はできていません。
自分の長所が生きるには、誰かの協力が必要ですし、それを忘れないで作業をすれば成果が出なかったときに、ベストを尽くしたんだと落ち込みにくくなるかな、と思います。
まとめ
以上私が人のせいにしないで、落ち込まないチームでの働き方です。うつで思考が狭くなっているときほど、なぜ周りは自分の期待に応えられないのだろうかと思いがちだと思います。けど視野をもう少し広げてみると、実は自分の方が助けられていたり、ということはあるのです。だから自分を中心に全て行っている、よりは、皆一人一人の長所を生かす方法を見つけて一緒に成長していくイメージを持てるとうまくいくかな、と思います。