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マインドフルネスの効果とは!?

マインドフルネスの効果とは!?

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マインドフルネスという単語を聞いたことはありますか?精神を落ち着かせるものだと知っていても、具体的になにをするのか分からない方もいると思います。

 

実はマインドフルネスは、うつに打ってつけで日々雑念が多い方や、不安な考えを離すことができない人に効果的な方法です。

 

この記事では、マインドフルネスとはなにか、どのようにできるのか、どんな効果があるのか、について話したいです。

 

目次:

 

!まあまあじっくり読む!

 

*この記事はうつ病の方をターゲットとしていますが、精神的に悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。

 

マインドフルネスとは

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マインドフルネスを辞書で調べてみると、

マインドフルネス:今この瞬間の自身の精神状態に深く意識を向けること。

引用:マインドフルネスとは何? Weblio辞書

みたいですね。

 

人によって定義は違うみたいですが、共通することは2点あります。

 

1. 判断をしない

1点が判断をしない」です。

 

私たちは物事をいい、悪い、好き、嫌い、で判断しがちですが、他の記事で話したように違う場所に行けば違う価値観があります。

 

自分の持っている物差しで物ごとを見ると、自分の言動に間違いがないか不安に感じたり、物事に対して偏見を持ちやすくなりやすいです。

 

それは思考の歪みへつながり、うつ病を悪化させる恐れがあります。

 

例えば、あなたは自分の意見をはっきり言えないことが悪い、と思っていたとします。

 

これがもしうつ病を持っている人だったら「私がはっきり言えないせいでこんなことが起きた」と責めるかもしれません。

 

しかし、もしマインドフルネスを日々取り入れたら、自分を「自分の意見を言うのが苦手な人」と捉えることができます。

 

それをいいことでも、悪いことでもなく事実として受け止めると、自分を責める要素が減るのでうつ病も良くなります。

 

自分が思うことをそのまま受け入れていく、というのがマインドフルネスです。

 

2. 今この瞬間に意識を向ける

もう1点が「今この瞬間に意識を向ける」です。

 

私たちは過去や未来のことを不安に感じたり、怖く感じたりするから、悩み事が絶えません。

 

でも正直過去や未来のことを心配しているだけでは変わりません。

 

過去や未来のことを気にするのに使っていた力を、行っていることに集中させると、心が穏やかになり、洞察力も高くなるのです。

 

注意力も高くなりますし、結果的に過去のトラウマや未来への不安などを取り除いていく効果があります。

 

実はこれもマインドフルネス!

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マインドフルネス、と聞くと瞑想をしたり、ヨガをしたり、と大変な感じがしますが、私たちは意外と日々マインドフルネスを取り入れています。

 

自分に意識を向ける、ことができたらそれはもうマインドフルネスなんです。

 

私が以前紹介した、ベッドに寝転がって、見たもの、聞こえたもの、触ったものに意識を持っていくのはマインドフルネスです。

 

ベッドに寝転がって、原因探りをする方法です:

www.kokororakuni.com

 

深呼吸も自分の息やお腹に意識を向けるので、マインドフルネスですね。

 

椅子に座ってボーッとするのもそうですし、

 

考えすぎたときに考えるのをやめる方法です:

www.kokororakuni.com

 

日光浴をして、光が肌に当たっているのを感じたり、鳥のさえずりが聞こえるのに耳を澄ましたり、と今を楽しむのもマインドフルネスです。

 

日光浴を浴びるとうつ病がよくなるという話です:

www.kokororakuni.com

 

ビーチでボーッとするのも、食べるときに一つ一つの食感を楽しむのも、アートをみて見えるもの一つ一つに注意を向けるのもそうです。

 

今自分がなにをしているのか、なにを触っているのか、どう感じているのか、どう聞こえるのか、そういうふうに自分を感じ取っていくことは全てマインドフルネスにつながります。

 

うつ病にとても効果的

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実際に私が読んだうつ病ADHDなどの本では、必ずといっていいほどマインドフルネスを利用した療法を紹介しています。

 

私自身も日々取り入れていますが、するのとしないのとでは頭のスッキリ感が違いましたので、ネットで書いてある効果と共に私の感じたことも書いていきますね。

 

考えから開放される

うつ病だと、ときにある考えから離れられなくなることがあると思います。

 

「あの人は私の悪口を言っている」

 

という思いが離れなかったとして、マインドフルネスを行うと、その人が自分の悪口を言っているかどうかなんてどうでもいい、と思えてくるのです。

 

今ここで海を見ていたとして、海で静かに波音を聞くこの時間がかけがえのないもので、周りのことなんてどうでもよくなるのです。

 

また、マインドフルネスを行うと頭の緊張がほぐれて視野が広くなるので、より冷静な判断ができます

 

結果的にこんなことぐらいで悪口を言わないか、と的確な判断をしやすくなるので、不安に駆られることも減るのです。

 

すると、悪口を言われている、と身構える必要もなくなるのでリラックスもします

 

日常生活を過ごしやすくなる

リラックスすると寝れるようになるので、気持ちが穏やかになっていきます。

 

気持ちが穏やかな状態で人と接すると、周りの人も穏やかな対応をしてくれるようになるんです。

 

すると、今まで怖い、と思っていたことを少しずつ克服できるようになりますし、徐々に生活を楽しく感じ始めるのです。

 

仕事もリラックスして集中力が上がったことで、成果が出やすくなりますし、やりがいも感じ始めるでしょう。

 

私自身も雑念が止まらないときに、マインドフルネスを行うと頭も気持ちもリフレッシュして、今行うことに集中できるようになります。

 

マインドフルネスは、うつ病を少しずつ治していくことができると信じているので、ぜひ日々の中に取り入れて欲しいです。

 

注意点

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マインドフルネスを行うとうつ病が悪化しないか、ということですが、ネットを見ていると特にデメリットは見つかりませんでした。

 

ただどんなことにも共通するように、やりすぎはオススメできません

 

個人的な意見ですが、長時間やりすぎると自分よがりになっていき、周りを気にしなさすぎるようになったな、と感じました。

 

例えば、マインドフルネスを行うと意見を言いやすくなります。やればやるほど、周りが自分の言葉で傷つくかどうか、などが気にならなくなっていったなと感じました。

 

どんなマインドフルネスなのかにもよりますが、ベッドで寝転がるマインドフルネスを毎日行うなら毎晩30分~1時間が適切なのかな、と思います。

 

できるならかかりつけのカウンセラーや精神科医などに相談することをお勧めします。

 

まとめ

マインドフルネスと聞くとヨガや瞑想など、時間を使って行うもののように思えますが、実は日々気軽に取り入れていくことのできる療法です。触っているもの、感じているもの、見たもの、聞こえたもの、それぞれどんな感触だったのか、どんなふうに聞こえるのか、など意識してみるだけで、リラックス効果を得ることができます。ぜひ日々取り入れてみてください。

 

参考文献:

マインドフルネスとは?定義と意味、マインドフルネス瞑想の実践方法と効果、メリットとデメリットについて説明します | LITALICO仕事ナビ