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うつ病で体が動かないときの対処法

うつ病で体が動かないときの対処法

ベッド

うつ病でも体が動けるようにになると、できることが増え、うつ病も軽くなります。

 

一方でそれを知っていながら、できずに悩む人も多いです。

 

体が動かないのは、自分の心や体がなにかしらのSOSを出しているから。

 

どうすれば体が動くようになるのかについて今日は話したいと思います。

 

目次:

 

なぜうつ病で体が動かなくなる?

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体が動かなくなる理由は、体が今は動くときではないと判断しているからです。

 

私たちの身体は危険を察知すると反応するようにできています。

 

例えば、細菌が体に入れば戦う代償として熱が出ますし、ストレスの多い環境にいたら、髪の毛を抜く、体を引っ掻くなどの気をしずめる症状が出ますよね。

 

それと同じで体が動かない、というのもなにかと戦っている、もしくはしずめるために起きている症状です。

 

1)心理的負担が大きいから

過剰なストレスを受けると心理的エネルギーが一気に減り、なくなるとこれ以上は危険だと判断して動かなくなります。

 

内向的な人はパーティーにいくと力を消耗し、家にいると回復すると言いますが、これが心理的エネルギーです。

 

エネルギーがないまま外へ行くと、ストレスのあまり脳がうまく機能しなくなります。

 

すると心理的なエネルギーが足りないために、呼吸困難に陥ったり、突然倒れるといったこともあるようです。

 

そのため動けなくすることで休息を取ろうとするわけです。

 

2)体力的負担が大きいから

うつ病のときは睡眠不足が起きたために、前日の疲れをうまく消化できないことも。

 

また、食欲もなくなり、食べることが減ったために栄養もうまく取れないことがあります。

 

すると身体は疲れやすく、眠りを欲しているため鉛のように重くなるのです。

 

眠いときに身体が重くなるように、体を動かなくします。

 

どうすれば体が動くようになる?

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心理的、体力的負担は少しずつ習慣を変えることで動けるようになります。

 

うつ病のときは、エネルギーが出ないために人よりも健康を気遣った生活を送るのが難しいです。

 

けどそれを無理しない範囲で、少しずつ始めることでゆっくりとエネルギーは回復していきます。

 

私自身、うつ病だから仕方ないと思うのをやめてマインドフルネスを始めてからいつもより寝れるようになりました。

 

今すぐには動けないかもしれないですが、コツコツとやっていくと、いつか体が動き、やれることが増えていきます。

 

1. 睡眠を取る

 睡眠を取るのが一番効果的です。

 

体力的にリセットされると、脳も活発になるので心理的ストレスの対処法を考えられます。結果的にうつ病の原因や対処法などを考えつけるので大切です。

 

ただ実際眠れないからうつ病だという部分もあると思います。

 

私が少し眠れるようになった方法があるので参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

自分のペースに合った呼吸をすることで、体がリラックスする:

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入眠を良くする方法を書いています:

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眠いけど眠れない人にオススメの方法です:

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2. 休息を取る

睡眠もそうですが、なにもしない時間を作るとリラックスして心理的にも体力的にも回復します。

 

マインドフルネスの一種ですが、15分ぐらいなにもせずにベッドで横たわってみてください。

 

 その間なにも考えないことを意識し、真っ白になったらボーッとします。

 

うつ病のときは反芻(はんすう)といい、同じネガティブなことを何度も思い出して落ち込みやすいです。

 

また何度も思い出すのってエネルギーが結構必要なので、やめられるだけで心理的にも体力的にもエネルギーが戻ってきます。

 

また考えることに夢中で、今まで無視をしていた感情や気持ちが出やすくなるので、心理的にも効果が大きいです。

 

マインドフルネス(ボーッとする)のやり方です:

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反芻思考(はんすうしこう)から抜けられるようになります:

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3. 栄養を取る

必要な栄養を取ると、体の調子が良くなります。

 

うつ病のときはセロトニントリプトファンビタミンDなど疲れをとってくれる、幸せにしてくれる栄養素が少ないです。

 

 栄養ごときで、と思うかもしれませんが私自身食べるものを変えてからうつ病は良くなっています。

 

過去にうつ病が改善する食材について少し書いているので参考にしてみてください。

 

うつ病が良くなる食材:

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個人的には、

  • お菓子を果物に変える(特にブドウ)
  • インスタントラーメンを週1にする
  • ビタミンDサプリメントを気になるときに飲む
  • 鶏肉と卵を積極的に取る

をしたら、うつ病が良くなりました。

 

4. 規則正しい生活を送る

毎日同じリズムで生活すると、自律神経が整いやすいです。

 

バランスが崩れてしまうと、体がそのバランスに合わせようと調整します。

 

ただ毎日違うと体もどう調整をすればいいのか分からず、疲れやすい体になりやすいです。

 

  • 1日3食取る
  • 毎日同じ時間に起きて寝る
  • 寝る前はスマホを見ない

 

上のことを続けてやると、心理や体力が回復しやすくなります。

 

最初はほとんどできなくても大丈夫です。

 

失敗する前提で、コツコツと行ってみましょう。

 

体が動かないときは無理しないように!

今日書いたことを無理にする必要はなく、できそうだなと思ったことから始めてほしいと思います。もし1日3食食べるのがきついなら、1日3回食べ物を違う時間に口にする、でもいいです。少しずつ習慣を変えることで、動きやすくなるといいですね。

 

ちなみに、朝ベッドから起き上がれない人はこちらの記事も合わせて読んでみてください。

朝起き上がれるようになる方法を紹介しています:

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