日光浴で気持ちの落ち込みが消える!
日光浴をするだけでうつ病に効果的だと知っていましたか?うつになると外に出る機会が減り、日光を浴びることも減ります。
しかし、日光浴はなんの道具もいらないうえに、とてもシンプルにうつ状態を良くするんです。
どんな効果があるのか、なにをすればいいのか、などについて今日は話していきます!
目次:
!少しじっくり読む!
太陽光で様々な効果を吸収!
太陽光にはセロトニンを分泌して、ビタミンDを与える作用だけではなくメラトニンの調整をする働きもあります。
どの物質もうつ病を改善するにはとても役に立つので、日光浴をは本当にお勧めです。
1)セロトニン
セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、精神を安定させたり、頭の回転を良くしたりする作用があります。
特にストレスに効果があり、セロトニンを吸収すればするほどイライラも減るとのことです。
うつ病にいい物質であり、運動をしているときにも出ます。
運動とセロトニンについて下の記事でも触れています:
2)ビタミンD
ビタミンDは、体のカルシウムにいい影響を与えることで知られ、太陽光を浴びると皮膚のコレステロールから作られるビタミンです。
カルシウムは神経の興奮を抑えて精神を安定させたり、ホルモンの分泌を調整したりできます。
そのため、日光浴でカルシウムにいい影響を与えてイライラを減らせるので、うつに効果的です。
3)メラトニン
メラトニンは夜寝る前に分泌される、睡眠を誘導するホルモンです。
朝起きてから日光浴をすると、メラトニンが抑えられ、その15~16時間後にメラトニンが分泌されて自然に夜眠りに入る、という体内環境が整います。
うまく眠れるとイライラも減りますし、自律神経の乱れや睡眠障害を抱えている人にも嬉しいですね。
寝ることとイライラする関係について、下記の記事でも書いています:
寝ることとイライラする関係について、下記の記事でも書いています:
日光浴の仕方
日光浴の行方は簡単で、外に15~20分ぐらいの間出ると、ちょうどビタミンDが活性化する、とある研究結果で出ています。
ただ、長い間外にいるのが辛い方は5分出てみましょう。個人的には5分太陽の下にいるだけでも充分気持ちは変わりました。
もし睡眠の質を上げたいなら、朝に日光浴をするのがお勧めで、もしセロトニンを上げて、気持ちをスッキリさせたいなら光が強い12時前後に外へ出ると効果的です。
家のライトでは効く?
しかし、外に出るのって面倒くさいですし、家の蛍光灯で同じ効果が得られるなら、一石二鳥だ!ということで調べてみました。
色んなウェブサイト記事を読んだ結果、ライトでも似た効果を得ることができます!
というのも光の強さが、セロトニンやビタミンD、メラトニンの効果を発揮しているので、どんな光でも力の差はあるものの効果を得られます。
ただ太陽の光が部屋の光と比べ物にならないほど強く、効果がはっきり出るので太陽光がいい、ということみたいです。
<各照度>
一般的な家庭使われる照明 150~500ルクス
雨の日 5000ルクス以上
晴れた日の午前 2万~10万ルクス
上の数字を見るだけで、いかに太陽光が強力なのかが分かりますね。この光が目から脳へと刺激を与えるから、精神的に効果があるようです。
ちなみにライトの中でも、ブルーライトを出すLEDライトが一番太陽光に近く、日光浴の効果を得られるとのことです!
ブルーライトといえば、睡眠や疲れの大敵だと言われるスマホやパソコンもそうですよね。夜に携帯を見るのは睡眠の妨げになりますが、逆に朝に見るのはいいということでしょうか。
朝に起きてスマホを見るのはいいのか?
これに関する科学的な記事は見つからなかったので、私の意見でいうと携帯の光を浴びるだけなら朝スマホはいい、です。
やはり朝に携帯を見てしまうと、ネットサーフィンをして目が疲れてやる気もなくなります。
私自身なかなか起き上がれないときに色々試行錯誤した結果、「携帯の光を顔に当てる」は2番目に効果のある目の覚まし方でした。
ブルーライトは身体に悪いと言われますが、光自体はそれほど害がないものかもしれませんね。
まとめ
私自身ずっと部屋に引きこもっていると気持ちがどんよりして辛かったのですが、外に出るとその気持ちが薄くなるのに気づいて日光浴を始めました。私の過去の経験からいうと、運動の次にうつ病に効果的な方法ですので、ぜひ試してください!
参考文献(ぜひ読んでみてください):
イライラのときに試したい日光浴|Column|セルフモニタリングツール モニシア|コニカミノルタ
セロトニンの増加が心身に及ぼす効果 | 医療法人社団 平成医会
網膜は人の身体にとってのソーラーパネル! つらい朝も太陽光を5分浴びるだけで頭と目がスッキリ覚める理由│太陽光発電なら業界最安値と充実のトランスオーシャンプランニング