今危ない?うつになると出る症状
ある日、目が覚めたらベッドから起き上がれなかったことはありますか?
私は、家にこもる、誰とも話さない、寝れない、やれない、やりたいことがあるのにできないストレスが増えていき、結果としてベッドから起き上がれなくなりました。
ベッドから起き上がれない、という症状は自殺を考えているとき以上に過酷な症状だと感じます。
なぜ起き上がれなくなるのか、どうなってしまうのか、経験したことない方にも分かるよう説明します。
<うつ病指標>
6、ベッドから起き上がれない 危険度★★★★
目次:
!少しじっくり読む!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
⑥ベッドから起き上がれない 危険度★★★★
ベッドから起き上がれなくなるのは、「やりたい」と「やれない」という感情がどちらも強く出るからです。
休養が必要にもかかわらず、無理してやろうとするとできなくなる。
すると、余計になぜ生きているのか分からない、という感情が出てきます。
この症状は他の症状と比べて精神的な苦痛を長く感じました。
<ベッドから起き上がれなくなる理由とは>
ベッドから起き上がれなくなるのは、体力的な部分と精神的な部分があります。
どちらにも共通しているのは、「理想と現実のギャップ」が大きいことで身体が耐えられずにいることです。
①体が疲れて動けない
下のウェブサイトにあるように、正しいサイクルは、
脳が疲れる→寝る→疲れが取れる
です。
これを身体が覚えているから毎日同じように寝ることができます。
詳しくはこちら:
しかし、不安や心配事があると、本当は疲れているのに、脳が疲れていないと錯覚します。
すると、身体が混乱してサイクルが変わり、日中に強い眠気に襲われる、眠っているのに眠りがずっと浅い、などが起こります。
また、不活発、脳が疲れている=眠るとき、と身体は仕組まれているので、家でこもる時間が多くなればなるほど、身体はいつ眠ればいいのか分からなっていくのです。
そして、それによって発散できなかった疲れが蓄積しすぎて動けなくなるのではないか、と思います。
実際にお医者さんにフラフラすることや身体が重いことなどを伝えると、睡眠不足によって身体が疲れているからだと言われました。
②したいことがないから動けない
動けなくなるほど疲れているのであれば、それを打ち負かすほどの欲がないと動けません。
しかし、人との繋がりは消え、社会に対する興味が減っている状態ですので、余計に起き上がることに対する意欲がない状態です。
<起き上がれないと、なにもできなくなる>
このような理由からベッドから起き上がれなくなります。
ベッドから起き上がれなくなるということは、なにもできなくなるということです。
食べることも、学校に行くことも会社に行くこともできないということで、それは日常生活を送れない、ということでもあり、ある種の植物状態でもあります。
焦れば焦るほど、起き上がれなくなることは辛いですよね。この状態にいる方は無理をせず、動けるときに休みをいただくよう連絡をした方がいいと思います。
<私の場合>
私の場合ですが、最初の数回は腕や目を動かすことはできました。身体は10分ぐらい動きませんでしたが、その後は頑張ればなんとか起き上がりました。
それが日を重ねるにれ、腕から次々と動かなくなり、最後は頭が起きているのに目も身体もビクとも動かなくなったのを覚えています。
とても恐ろしかったですね...。この経験を経て、やっと私は自分の状態が異常だということに気づきました。
<チェックリストからは2つ当てはまりました>
☑️騒音が気になりますか
☑️頭痛持ちですか
今回は2点チェックがつきました。そして、これがうつ病チェックシートの中で最後に当てはまった症状です。
人によってそれぞれ症状の出かたは違いますし、自分では気づかない症状も多いはず。
私のこの症状も、ベッドから出れなくなったこととは直接関係していないものの、この時期に出始めたものです。
私もチェックリストを見て、「そういえば」となったので、なるべくなにかおかしいと思ったらチェックリストを確認してみてくださいね。
1)騒音が気になりますか
ベッドから起き上がれても、フラフラすることが多かったです。頭がふわふわして、相手の言っていることに集中できませんでした。
肩も凝っていて、常に緊張していたので車のクラクションや後ろから声をかけられると、上に少し飛んでしまうほどビクッとしてましたね。
授業でのガヤガヤした音や、教授のマイク越しの声も聞いていて辛かったです。
2)頭痛持ちですか
睡眠サイクルが完全に壊れていました。寝れないのに身体が重いのでほぼ1日ベッドの上で過ごすことが多くなりました。
睡眠サイクルが壊れないように日中は寝ないようにするのですが、浅く眠っては起きてを繰り返し、夕方近くになると頭痛が起きることが増えました。締め付けられるような頭痛が多かったです。
まとめ
ベッドから起き上がれなくなるとやれることが減ります。物理的になにもできない感覚は、自殺を考えているときよりも辛いものでした。オススメはできませんが、今この状況にいる方は精神科などに行って睡眠薬をもらうのも一つの手かもしれません。