うつになると出る症状<うまく寝れない 危険度★★>
うつ病は、「精神的に病んでいる」とイメージを持たれがちですが、意外と誰にでもなる症状から発症します。
前回はイライラがうつ病の始まりだと話しましたが、睡眠不足もその一つです。
緊張して寝れない、昼間にたくさん寝てしまった、夜寝れない、などなど....。
誰でも経験があると思いますが、長期化したらどうなるのか、なぜうつ病に繋がるのか、という話をします。
!じっくり読む!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
<うつ病指標>
2、うまく寝れない 危険度★★
目次:
!まあまあじっくり読む!
②うまく寝れない 危険度★★
<寝れないと生活に支障が出てくる>
常にイライラしている人は自分で問題を解決できない不安や焦りから眠れないことが多いのではないでしょうか。
イライラする症状については下の記事でまとめています:
そしてそのイライラが慢性化すると、色々な問題に繋がります。
その中でもうつに繋がるのは「認知機能の障害」や「気分の変動」といった点だと思いました。
認知機能の障害は集中力がなくなったり、物覚えが悪くなることを指していて、
気分の変動は、怒りっぽくなることで周りが正しく見えなくなることを指しています。
こういった症状は日常生活に影響し、うつ病を重くする「理想と現実のギャップ」に更に悩むこととなります。続けてどのように影響していくのか説明していきますね。
ちなみに下の記事を参考にしました。より詳しく書いてあるので読んでみてください。
詳しくはこちら:
①人間関係がギクシャクする
まず、眠れなくなると集中力がなくなり、物事を理解するのに時間がかかります。
それどころか教えてもらった情報を忘れてしまう、なんてことも増えるのです。
楽しく話したことを忘れている、
何度も同じことを繰り返し説明する....。
なにも知らない友人から、「それさっきも話したよ?」「前も言ったんだけどな」と繰り返し言われたり、ときには友人の誕生日を忘れたり、と関係がギクシャクすることが増えるかもしれないです。
②仕事や課題をやり遂げる力が弱くなる
集中力がなくなることは仕事にも影響します。
情報を理解するのに時間がかかる、
何度も言ったことを覚えられない、
同じミスを繰り返す、など。
今までと比べて、仕事をやりとげる力が弱くなります。
しかし、私がうつ病になって思ったのは、周りが自分の変化になかなか気づないこともプレッシャーでした。
「あれ、ミスが増えたな?」
「最近集中できていないな」
と周りは気づいても、想像以上に悩んでいることは、告白するまで分かってもらえないことが多いです。
自分も寝たいと思っているのに、寝れないことで「最近ミス多いよー」「朝まで遊んでいたの?笑」と注意を受ける...。
注意をうけるほど、眠れない自分にいら立って、よりコンディションが悪くなりました。
③視野が狭くなる
人間関係や仕事がうまくいかなくなると、イライラに拍車をかけ、ちょっとしたことが気になってきます。
例えば、友人が冗談を言ってきただけなのに、それに対して本気でキレてしまったり。
また、頭もボンヤリしているのでうまく考えられなくなっています。
客観的に見たら、 「寝不足だから、仕事能力が落ちているんだな」と分かるのに
「あれ、なんでこんな仕事もできなくなっているんだ。なんてダメなんだ」
とネガティブな思考に陥りやすくなります。
④さらに理想から離れる焦り
そうなると、
「なぜこんなこともできないんだ」
「なぜ友人にあんなことを言ってしまったんだ」
と自己嫌悪に陥り始めます。
また、「理想と現実とのギャップ」が更に開いたことで、強い焦りを感じ、その遅れを取り戻そうと気詰めます。気詰めていくと、更に精神的に悪くなる。
そして、その焦りからどんどん歪んだ思考になっていくので、うまく寝れなくなるとうつ病へと繋がっていきます。
うつ病がひどくならないためにも寝れなくなると物事を正しく見れない、だからできないことが増えても大丈夫、ということは覚えていてほしいです。
<チェックリストからは4つ当てはまりました>
それを知らなかった私は、留学中に睡眠不足によってうつ病が一気にひどくなりました。
☑️ 眠れないで朝早く目覚めることがありますか
☑️ 喉の奥に物が支えている感じがしますか
☑️ 議論に熱中できますか
☑️ 最近気が沈んだり、気が重くなることはありますか
寝れなくなったことで上記の4点が症状として現れましたが、どういった状態のことを指すのかも含めてお話しします。
1. 眠れないで朝早く目覚めることがありますか
私の場合、眠れなかったり、朝早くに目覚めるよりは、
→夢ばかりを見る(眠りが浅い)
→何度も起きる
→日中強い眠りに襲われる
ことの方が多かったです。
眠れないという症状が続くと、うつ病になってしまう可能性があることが明らかになってきました。
https://www.msd.co.jp/healthcare/depression/depression/about/home_3.xhtml (MSD製薬)
8時間寝ていても、日中に強い眠気に襲われたりするなら、この項目はチェックしていいです。ストレスの出方は人それぞれですからね。
他にも睡眠中に歯ぎしりをする、大声で寝言を言う、寝ているのに歩き回るというのもストレスによリます。
2. 喉の奥に物が支えている感じがしますか
夜寝れずに授業中で寝るようになってから自律神経が乱れました。
なんだか分からないけど緊張がとけない、
ちょっとした音に敏感になる、
緊張で今にも震えそうになる、
寝れない→自律神経乱れる→緊張→更に寝れない、というスパイラルに入ったようです。
その頃から喉の奥に物が支えている、という感覚がありました。
アニメなどで、緊張している主人公がゴクリと唾を飲み込むシーンかのように、飲み物を飲むのに気を遣うようになりました。緊張が続くと起こる症状かもしれません。
3. 議論に熱中できますか
集中力がなかったので、授業ではそもそもなんの議論をしているのかを知るので必死でしたし、友人との会話でも同じで困りました。
また、会話が分かっても、体が慢性的にイライラ、緊張すると、話すことが怖くなります。
いつもは気にしないのに、変な意見や行動に出てしまわないか怖くなっていました。議論に熱中したい、と思っても、熱中できるだけの思考力がなかったですね。
4. 最近気が沈んだり気が重くなることはありますか
なぜか緊張して、うまく話せない、勉強できない。
授業中に寝ている、議論にも参加しない不真面目な留学生。
話すときも不愛想。
そういうイメージを持たれているのだろう、と思うと悔しかったです。また、自分でもなにが起きているのか分からなかったですし、相談できる人もいなかったことで、気分が沈むことが多くなりました。
まとめ
睡眠は3大欲望のうちの一つであるぐらい、心身にとって大事なものです。眠れないとどうなるのかがこの記事を読んで分かっていただけたら嬉しいです。また、まだ危険度星2つですが、既にチェックリストには7つチェックがついています。なにごともそうですが、寝る、食べる、楽しむ、などの基礎が大事だということです。
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