今危ない?うつになると出る症状
うつ病は、回復するまでに時間がかかる、と言いますが、その一つの理由が、人との繋がりを感じられなくなるからだと感じました。
今まで一緒にいて心地よく感じた友人が違う人のように感じた。それは思っている以上に危険なサインです。
人との繋がりを感じなくなる症状出ると、どんなことが起きるのかについて説明していきます。
!少しじっくり読む!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
<うつ病指標>
3、人との繋がりを感じなくなる 危険度★★★
目次:
!少しじっくり読む!
③人との繋がりを感じなくなる 危険度★★★
<人との繋がりはうつ病初期症状の最後の砦>
前回は、イライラと睡眠不足が、やがて能力の低下と思考の歪みへ繋がる話しをしました。周りはその変化に気づかないことや、あなた自身も自分の能力を疑うことも話しました。
この話の続きとして、同じ状態が長期間続くと、
自分を含めて、人を信用できなくなっていきます。
どのように人との繋がりを感じなくなっていくのかは下記で説明していきますね。
①以前の自分と違うことに怖くなる
イライラと睡眠不足になると、体が常に緊張して疲れている状態になります。
笑いたいのに笑えない。
次に言いたいことが頭から出ない。
なぜかミスが増える。
自分でもなにを言ってしまうのか、どんな行動に出てしまうのか分からない。
でもどうすればイライラと睡眠不足が良くなるのか分からないため、人と会って話すことが怖くなっていきます。
②周りが距離を取り始める
そんなあなたに周りは気づくはずです。
今までだったら、にこやかに話してくれるのに不愛想になった。
ミスなんて出なかったのに、最近はよく出る。
ただそれが外的なものだと気付かない方が多いかもしれません。
うつ病を経験して思ったことは、意外と皆自分のことでいっぱいです。
変化に気づいても、助けを求めていることには気づかないですし、友人や知人からすれば、徐々に変化を感じているわけですから
「あれ、俺なにかしたっけ...。」
「なんか避けられている?」
「ミス増えているなあ。仕事に慣れてきたのかなあ。」
と周りが思うかもしれないので、徐々に周りは距離を取り始めることもあります。
③本当の自分を分かってくれる人がいないと感じる
うまく自分を表現できなくなった気がするし、周りの友人や知人も本当の自分を理解してくれていない気持ちに私はなりました。
人には承認欲求があります。
以前と違う自分を受け入れてもらえない、もしくは前の自分でないと受け入れてもらえない、という寂しさがやがて、どうせ誰も自分を理解してくれない、という諦めになります。
人と繋がることを諦めてしまうということです。
<チェックリストからは1つ当てはまりました>
今回当てはまったのは1点だけでした。
☑️自分の人生がつまらなく感じますか
人との繋がりを感じなくなったことで、生活の質にも変化が出ました。
1)自分の人生がつまらなく感じますか
私の人生がつまらなくなったのは、人と会っても楽しく感じなくなってからです。
体の緊張によって、焦りやすくなってしまい変な振る舞いが増えました。また、話していても人に対する怖さから何を言えばいいのか分からず、会話も弾まなかったです。
せっかくイベントに行っても、引かれたり、二度と話しかけてこなかったりすることも増え、心が折れました。
また、うつ病を発症するきっかけになった出来事が留学前にもありました。そのせいもあり、日本にいる友人やクラスメートとは少し距離ができ、その後連絡を続けて取る人も少なかったです。
私がいなくても皆にとって大きなことではない。
そう思うと、頑張って関係を築いていくことがバカらしく思えました。
自分をうまく出すこともできないし、周りも私の存在を大事にしているように思えない。そう感じる中で会話を楽しめませんでした。
一緒に楽しいことをしていても、心がワクワクすることがなかったです。
留学先では人づてに面白いところに連れていってもらったりするので、人づきあいを減らすことは留学生活に大きな影響を与えました。
まとめ
人との繋がりを感じることは、精神的に健康であるためにも重要です。自分が自分らしくいれないことに混乱することも多くなるでしょう。でも案外良くも悪くも、周りはそれほど気にしていないものです。あまり気詰めすぎず、自分の状態を理解してあげることが大事ですよ。
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