うつになると出る症状<人と会わなくなる 危険度★★★★>
周りとうまくコミュニケーションが取れない、思うような成果が出ない、といったことにより人と距離を作ってしまうことを③の記事で話しました。
実は、その状態がが続き、人と会う回数が減り、最終的には人間関係が全て遠くなりました。
「人は支えあって生きていく」ものです。
一人でいればそれだけうつの症状も悪化していきます。
③の記事 :
もしあなたが今一人でいることが多いなら、かなり危険ですので、周りの助けを早急に呼ぶことをお勧めします。
さて、今回はどのように人間関係が減っていくのか、会わなくなることでどんなことが起きるのか説明していきたいです。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
<うつ病指標>
1、常にイライラする 危険度★
2、寝れなくなる、眠すぎる 危険度★★
3、人との繋がりを感じなくなる 危険度★★★
4、欲がなくなる 危険度★★★
5、人と会わなくなる 危険度★★★★
5、ベッドから起き上がれない 危険度★★★★
6、被害妄想が激しくなる 危険度★★★★
7、自殺願望が出る 危険度★★★★★
目次:
!まあまあじっくり読む!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
⑤人と会わなくなる 危険度★★★★
前回はただ人との繋がりを感じなかっただけですが、それが悪化すると徐々に人と向き合う力が減っていき、うつが重くなります。
どのようにして重くなっていくのでしょうか。
<人と会う理由が分からなくなる>
人との繋がりを感じないと一緒に出かけても、仕事で褒められても、喜びを見出せなくなります。
それは本心で出かけている、言ってくれている、と思えなくなるからかもしれないです。
実際に周りが気を遣っていることもあり、思考が歪んでいると、
「ほら、やっぱり私のことが本当に好きで、認めてやってくれたことではない」
と考えがちです。
例えば、
→元気を出して欲しいから一緒に出かけてみる。
→元気になって欲しいから小さなことでも褒めてみる。
ということは、あなたを思っているから出来ることだと思いますが、うまく考えられなくなると、
「ヨイショしているだけだ」
「誰も出かけてるれる人がいなかったから、出かけているんだな」
「本心ではそんなに行きたくないんでしょ」
と相手の気持ちを本当は分かっていても、信じることができずひねくれます。
それは人と話せば話すほど、ひねくれた考えがどんどん強くなるので、人が怖くなり、会うことをやめるのです。
心身の疲れのせいで会えないこともありますが、人と会っても暖かみを感じることができなくなるからだとも思います。
<人間関係を無意識に絶っていく>
私の場合、周りからなぜ会おうとしないのか分かってもらえませんでした。
ただ出てくるだけのことですし、事情があれば話すだけなのに、と不思議に思っていたと思います。
そういうこともあって、周りも無理して誘うことをやめ、いつの間に関係が遠くなるのです。
責任感を持っている方なら、どうやって周りの人との溝を埋めたらいいのか、どう傷つけてしまった人たちに謝ればいいのか、とグルグル考えて自分を責め、余計にうつ病を悪化させます。
更に、会わなくなってしまったことで出かけること自体が面倒くさくなったり、怖くなったりと人そのものに対する免疫が低くなるのです。
自分では関係を絶とうと思って、誘いを断っていないので、気がついたら一人になっているかもしれないですね。
<人と会わなくなることでうつ病が一気に加速する>
人と接して頼っていくことは、うつ病を治していくのにとても重要です。
カウンセラーと話すことが良しとされているように、話を聞いてもらったり、違う意見をもらったりすると、心身に良い結果をもたらします。
しかし、人と会わなくなると、社会から切り離された感覚が生まれます。
どのような悪循環がでるのか、説明していきますね。
詳しく知りたい方は下のウェブも読んでみてください:
①解決方法を探しづらくなる
うつ病で歪んだ思考になっているからこそ、本来は友人や家族など、違う思考を持った人たちのアイディアを聞いて考えたいところです。
しかし、関係が切れると、自分の価値観や見えている部分だけで物事を判断するようになります。
例えば、
「自分はダメ人間でなにもできない、のに生きている」
という本当ではない思考ばかりをグルグルいって生きることが辛くなるのも1つです。
また、一人でいると考える時間も多く与えられるので、自分が「ダメなやつ」であることをより何度も考え、信じ込みます。
②自分が部外者のように感じる
一人でいると、喜怒哀楽の感情が溜まっていき、
誰にも受け入れてもらっていない、
気持ちを共有できないとい気持ちが
孤独感を増していきます。
また、誕生日やクリスマス、バレンタインといったイベントも一人で過ごすようになるので、自分がまるで社会から置いてけぼりにされた感覚が強いです。
皆は「社会」という中で人生を楽しんでいるのに、その中に自分がいない。その感覚は、より自分は必要とされている存在なのか、という考えを強く持たせます。
<チェックリストからは1つ当てはまりました>
ここまでくると、出る症状が少なくなっていきます。
というのも、今までの症状が重症化していくような形で出てきたからです。
☑️息が詰まって胸苦しくなることがありますか
1)息が詰まって胸苦しくなることがありますか
私の場合は、息が詰まったというよりは、動悸や息苦しさを感じました。
息苦しさや動悸については下のウェブで詳しく説明しています:
留学先では、部屋に1人でいることが増え、勉強に対するやる気もなくし、課題をやれないことも増えました。
身体が重いのでベッドの上に寝転がっていたのですが、目がギンギンにさえて眠れません。
ある日、自律神経の乱れのせいか、急な寒気と動悸がして、お腹がグニュっとした感覚を味わいました。
歩くことはできるのですが、ボーっとしたダルさです。
便秘を疑って、大学内のクリニックに何度か訪れたのですが、診断名はなにもつきませんでした。
結局、大学外のクリニックで大腸炎と診断されましたが(寮共同で使っている包丁による食中毒)、お薬を飲んだ後も寒気やだるさがくることには変わりはありませんでした。
当時は調べることができませんでしたが、自律神経失調症だったのではないか、と自分で感じています。
ちなみに、この動悸や寒気などは、日本に帰ってからもしばらく続きました。
まとめ
人との関係とは豊かな生活をするために重要です。その縁を自ら切りに行くのはそれぐらい辛くて、どうすればいいのか分からない状況にいる母らだと思います。この記事を読んで、周りに助けを呼べる人が増えてくれると嬉しいです。
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