うつ病で仕事に行けないのはなぜ?
仕事に行きたくないというのは、誰しもが抱える悩みですが、うつ病を持っている方は行きたくても行けない、という状態になりやすいですよね。
仕事に行きたいのに、朝ベッドから起き上がれないということはよくあることです。
なぜうつ病だと仕事に行けなくなるのでしょうか。そんなことについて今日は話したいと思います。
仕事で出る症状に関してはこちら:
目次:
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
うつ病で仕事に行けないのは、行ける状態ではないから
私たちの身体は、身体を守るために中で戦ってくれています。
害のある病原菌と戦う代わりに高熱を出す。
傷口がまた開かないようにかさぶたを作る。
それはうつ病などでも同じです。
好きなことはできるのに、それ以外のことはできない、というのはよく聞きますよね。
それは身体がそれ以外のことは、今あなたのメンタルにとって危険だという信号を出しているんです。
少しセンスティブな話に入りますが、例えばストレスな環境にいると、精神的に追い詰められるから体を動かなくしているかもしれません。
眠いのに寝れない、というのも、敵がいつ来てもおかしくないから、と脳が誤作動を犯しているからかもしれないですね。
だから仕事に行けない、というのは身体がこれ以上仕事に行ったら危険だということを判断して、動かなくしているわけです。
うつ病で行けなくなる原因
ではどのような原因があるんでしょうか。私の考えつく限りだとこんな感じです。
- 人間関係
特に上司や一番近くで働く人との相性が悪いと、かなりのストレスになります。
愚痴や陰口を直接言われていなくてもHSPの方などは辛く感じやすいですし、セクハラや暴言、暴力も苦しい思いをしますね。
- 睡眠が足りない
会社に行くと、決まった時間にお仕事をするので、身体がピンチになったら睡眠を取るということができません。
後は、朝早くに出社、夜遅くまで残業などとしていると、ただでさえ上手く取れていない睡眠が削られます。
睡眠が足りなくなると、身体はもっと寝るよう、だる重くなって起き上がれなくなったりするのも一つの原因です。
- 仕事が合わない
皆と和気あいあいと話し合うことが好きだという人もいれば、一人で黙々と作業をすることが好きだという人もいます。
自分の価値観や得意とすることが違えば、仕事へのやる気や成果などにそういった部分が現れます。
そういった差にまた悩んで辛くなる人もいるんではないでしょうか。
- 悩みを共有できない
これは経験談になりますが、私の新卒時代よりも辛い思いをしている人はよく聞きます。
なのになぜ私は病んでしまったのだろうか、と考えたときに、たった1人の海外新卒だったため、周りに共感してもらえる同期や相談できる友人などがいなかったからだと気づきました。
一人でモヤモヤしていると、やがて自分がおかしいのではないか、と自分を責め始めてしまう、なんてこともあるかもしれません。
- 深読みしている
うつ病になると、被害妄想になったり、同じ考えが何度もいったりきたりすることがあります。
あること、ないことを危険と感じ、仕事に行くことが怖くなっていることもあるかもしれませんね。
仕事に行きたくない場合、どうすればいい?
このように自分では気づかない点で色々とストレスを抱え、結果的に仕事に行けなくなっていることはあります。
ではどうするのか、という点は人それぞれです。
うつ病になる原因や職場の環境など、人によって違いますからね。
過去にどうなったらお仕事を続けない方がいいのか、ということを書いた記事があります。ぜひ読んでみて判断してほしいと思います。
どうなったらお仕事を続けることを考えた方がいいのかについて書いています:
個人的には、周りの助けを得ながら、止められることは全て止めて、休憩を取ってから考えるのが健康的かな、と感じています。
うつ病関係なく、考えてほしい
今回書いたことは、うつ病の人だけではなく、会社勤めに悩んでいる人にも当てはまる記事です。今うつ病のような気がするっていう人、もしくはうつ病になったのは仕事のせいではないって思う人にも一度自分の働き方について考えて欲しいなって思います!