これもうつ病...?仕事中にありがちな症状
うつ病で意識がもうろう
眠気で目の前のことに集中できない
そんなことに悩まされることも少なくないです。
しかし、仕事をしていると自分の性格によるものなのか、はたまたうつ病によるものなのか判断がしづらいかと思います。
この記事ではうつ病によって仕事ではどんな症状が出るのか、どうすればいいのかを軽く伝えます。
それぞれの症状に対する対処法は別記事でまとめているので読んでみてください。
仕事中にありがちな症状<対策>
初めに
目次:
!少しじっくり読む!
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
*臨床心理士の方にチェックしていただきました。
仕事ができなかったら休めばいい
もし会社に行くのも辛いほどうつが重い場合は、休んだほうがいいです。
無理して会社に行って成果が出ず自分を責めるより、休憩をとって元気な姿で働く方が私は自分にとっても周りにとってもいいと思います。
ただ中にはうつ病になっても今まで通り仕事をしたい、と感じる方もいるでしょう。そんな方向けに今回はうつの症状と対策を書いていきます。
仕事を続けた方がいいのか、ということに関してはこちらを読んでください:
うつ病の症状を日記につけてみる
ここでは私が一般的に皆も経験するであろう症状を予想して書いているので、当てはまらない症状もあるかもしれません。
私の文を読んでも、自分でうつの症状を確かめられないと信じられない方もいると思います。
そこで辛くない程度に日記をつけてみるのはどうでしょうか。
気が向いたときでもいいですし、ほんの1、2行でも大丈夫です。
自分のその日にしたこと、自分が思ったこと、感じたこと、いつもと違うことを日記につけてみましょう。
すると、自分の体調が悪くなった日になにが起きたのか、どんな症状が出ていたのか、原因が分かりやすくなります。
ちなみに私は雨が続いている日と嫌悪感を持っている人と話した日に、気力を失います。
そうやってパターンが分かると、自分のうつ病がひどくなる時期が分かるので、ぜひここで書く症状を日記を書くときに思い返してもらいながら、安心できるようになって欲しいです。
日記を書く予定がない方でも、自分をよく知るためにもこの記事が役立ってほしいと思います。
仕事に影響する症状
うつ病になると視野が狭くなるのは、不安や恐怖を感じるのでいっぱいになり、仕事に向けられるエネルギーが減るからです。
そのため、周りから怠け者のように見られることがありますが実際はうつ病の症状であることがあります。
職場で周りが助けられることを書いた記事でも、仕事上のうつ病症状は気づきにくいという話もしています。
今日はその大まかな症状について触れていきたいです。
ケアレスミスが多くなる
ケアレスミスはその中の一つで、自分でしっかりチェックしたと思ったのに、ミスが多発しやすくなります。
ミスをして周りに意識が足りない、と言われてやるせない気持ちになる方もいると思いますが、ケアレスミスも立派なうつ病の症状です。
たしかに元々ミスがしやすい、などはありますが、うつ病でなかったときと比べてケアレスミスの量が多くなることが目に見えて分かります。
(日記をつけると、その変化が分かりやすいです。)
<私に出た症状>
-書き間違い
-誤字脱字を何度もチェックしているのに間違いが見つからない
-物を落としやすくなる
-見落としが増える
-事前に聞かないで、衝動的に行動することが増える(トラブルを招く)
ケアレスミスへの対処法:
忘れっぽくなる
たった今言われたことが頭の左から右へとすり抜けていくのは、今感じている恐怖や不安へ意識が向きすぎて情報をキャッチできなくなっているからです。
また、眠気や疲れなどによって、脳そのものの機能が弱くなっているかも知れません。
それによって理解する能力が弱くなり、覚えづらくなるのもありますし、記憶する力そのものが弱くなっているかもしれないです。
<私に出た症状>
-相手の言いたいことをまとめられないから、覚えられない
-今している会話の内容を聞いていたのに、なにも覚えていない
-大事なイベントや日にちを忘れる
-自分が誰にどこまで自分の話をしたのか覚えていない
-相手の情報をうろ覚え
忘れっぽいことへの対策:
人とのコミュニケーションが辛くなる
また、うつ病になると人とのコミュニケーションが辛くなります。
今までだったらスムーズに言えたのに、人を自分と切り離して考えるようになるのでちょっとしたコミュニケーションが辛くなります。
また感情が溜まっているので、人と話すときに感情的になりやすいかもしれないです。
周りからは冷たい、自己中心的、感情的、センスティブ、暗い、なんて思われることが多くなるかもしれません。
<私に出た症状>
-一人でご飯を食べることが増える
-本音がストレートに出やすくなる
-全て自分で済ませようとする
-無愛想になる
-周りの気持ちを無視する
コミュニケーションへの対策:
決断ができない
頭がぼんやりしていると、どの決断がいいのか判断しづらくなります。
その結果、答えを出すのに時間がかかり、仕事の効率が悪くなることもしばしばです。
また、人とのコミュニケーションが難しくなったので、対人での決断にも迷いが出やすくなります。
<私に出た症状>
-メールの返事にとてつもなく時間がかかる
-すぐに意見を伝えることができない
-自分の中で答えが出ていても、どう返事するか迷う
決断ができないことへの対策:
眠気が出る
うまく寝れない、疲れるといった繰り返しにより、日中に眠気が襲ってくることが増えます。
会議やディスカッションなどでも眠気を抑えられず、いつの間に寝てしまうこともあるでしょう。
<私に出た症状>
あらがえないほどの強い眠気
眠気への対策:
まとめ
今回は仕事中に出る症状を並べてみました。元々ケアレスミスをしやすい人や忘れっぽい人などもいるので、うつ病によるものなのか判断できずに自分を責めがちです。ただし、「私こんなことまでできないんだ」と感じたならそれはうつ病によるものかもしれないです。日記などをつけて自分を客観的に見れると、うつ病によるもなのか分かりやすくなるかな、と思います。