うつ病のとき、お金の管理ができない!-うつ病経験者が思う解決策!
働けないのに、生活費でお金は削られていくばかり。
そんなときにできることを書いていきます!
私もうつ病だと知った日に、仕事を辞めることになり、金銭部分をどうしようかと悩んでいました。
当時は今以上に人が怖く、会社に勤めて誰かと仕事できる健康状態ではありませんでした。
以下は私が実際にしたお金の管理方法です。
この方法でなんとか危機を乗り越えられたので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います!
1、政府機関から援助をもらえないか確認
精神的に難しい人や生活困難な人向けの援助がいろいろとあります。
また今支払っている健康保険や年金も申請すれば、支払額を1/3または全額免除にすることも可能です。
日本で受けられる手当:
最初は抵抗があると思います。自分が、精神病や精神障害があることを認めることになりますしね。
ただ申請して通るのにも時間がかかるので、「もっと早く申請すればよかった」となる前に援助を受けたほうが安心です。
手遅れとなる前に、早めに受け取ることをお勧めします。
2、自分でもできそうなお仕事を見つける
自分の家族に金銭部分を支えてもらうのが理想です。ただし、それが難しいのであれば、なんでもいいのでお仕事を見つけましょう。
「うつ病は休んだほうがいい」は本当だと思いますが、私の場合は無職になる怖さで全く気を休められなかったです。
それなら週に1回でもいいから、と辞めた数週間後にアルバイト(キッチン)を始めました。
結局、対人が怖くて1ヶ月で辞めましたが、事情を話すと店長さんも理解してくれました。
ご縁もあり、今はフリーランスとしてお仕事をいただくようになっています。
お仕事ですが、
- 途中で辞めても困らなさそう(命や大きな取引に繋がらない)
- 働く時間・日数が少なくてもOK
- うつ病に理解がある
ところを選ぶのがお勧めです。
うつ病になると、実際に働いてから、続けられるか分かる部分が多いです。
もしうつ病が対人のトラウマから来るものであれば、ほとんどのお仕事が難しくなります。
もし働きたいと思える会社さんやアルバイトなどができたら、素直にうつ病であること、どのように迷惑をかける可能性があるのかお伝えしてもいいと思います。
うつ病の理解のない人から、心ない言葉をかけられる心配はあります。
ただしそれは一時の辛さであり、長期的に考えると、お仕事でうつ病を悪化させることを避けられます。
うつ病を持っている側も「これでもいいんだ」と安心して仕事ができるので、うつ病の改善につながります。
本当に対人が難しい人は、在宅のアルバイトやパートを見てみるのもお勧めです。
3、生活費を削る
毎月の支出を減らせるだけで、貯金は大きく変わります。
「減らせるところがあったら、減らしているよ!」と思うかもしれません。
私もそう思っていたのですが、本当に窮地に陥ると、たくさん出費が見えてきました。
実際に減らした部分:
- 友人とのご飯→週に2回から2週間に1回へ
- 洋服やコスメ→毎月から1年に1回へ
- 一人外出→週に1回から月に数回へ
- ネットフリックス→解約
そして以下のことを増やしました。
代わりに始めたこと・増やしたこと:
- 図書館で本を読む
- 海でボーッとする
- 友人とオンライン電話をする
- YouTubeを見る(無料)
初めは辛いと思いますが、生きるために必要なものはなんなのだろう、ということを考えると覚悟が決まります。
4、人間関係は一旦諦める
これは本当に最終手段です。
私の経験上、人間関係がやはり一番お金がかかります。
結婚のご祝儀、新居祝い、少し話すためのドリンク、ご飯、お出かけ、などなど。
なので、私は家で一緒にご飯を食べてもいいよ、と言える、またはこの人なら全然祝いたい!と思える友人だけを残して人付き合いをしました。
決して健康的な方法ではないので、お勧めはしません。
ただお金の管理面ではとても役に立ったので、載せておきます。
自分の健康を第一に節約を
お金のことばかりを考えたり、お金のためにいろいろと我慢すると、それが逆にストレスとなり、うつ病を悪化させる可能性があります。
自分にとってなにがベストなのか。それを大切にしながらお金の節約を考えてみてください。