この記事ではどうすればケアレスミスを防げるかについて話しています。
うつ病になると仕事上でケアレスミスが増え、それがプレッシャーとなってさらにミスをする、という悪循環にはまりがちです。
私も仕事でそういった経験をし、周りに聞くなり、自分で考えるなりして方法を考えてみました。
今日はその方法をお伝えすることで、皆さんのうつ病が重くならないと嬉しいです。
仕事中にありがちな症状<対策>
<ケアレスミス>
目次:
!少しじっくり読む!
*この記事はうつ病の方をターゲットにしていますアガ、ケアレスミスで悩んでいる方にも効果的です。
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
1. マルチタスクをシングルタスクにする
そもそも人間誰しもマルチタスクができないみたいです。マルチタスクができるように見える人も実は一つ一つのタスクをシングルタスクとしてみているからだそうです。
これは私がキッチンで働いていたときの話しに例えると、調理では作業によって時間の使い方が違います。
揚げ物は、入れてから数分後に取り出すだけ。
炒め物は常に炒めていないといけません。
下ごしらえは事前に行える上に中断できるものの、作業量がとても多いです。
この3つは注意する度合いや時間がそれぞれ違うので、うまく組み合わせるとマルチタスクができます。
オーダーが入っていないときは、下ごしらえに集中。
揚げ物と炒め物のオーダーが入ったら、揚げ物を油に入れてから出すまでの間に炒め物を炒めます。
揚げ物にはアラームをつけることで、出すまで炒め物に集中します。
マルチタスクに見えても、実は一つ一つの作業に集中すればシングルタスクを束ねただけなんです。
これを企業での業務に当てはめてみましょう。
メールがたくさん来ていて、
今上司に緊急でお願いされたお仕事があります。
かかってきた電話にもこたえる必要があります。
明後日使用するパワーポイントを作成する必要もあります。
メールは書いて送って、返事を待つ作業です。
上司のお願いと電話は常に注意が必要な業務です。
パワーポイント作成は今すぐ行わなくていいですし、途中でやめても支障がありません。
まずはメールをチェックして、返事しましょう。
この業務に集中するために、15分で終わらすことに集中します。
(業務にかける時間は人それぞれです。)
返事を終えたら、1時間後に返事がくると見越して、その1時間は上司のお願いに集中します。
その間に電話がくるでしょう。電話に5分集中して、また業務に戻る、を繰り返します。
上司のお願いを終えたら、次はパワーポイントに取りかかりながら、電話に出ます。
このようにマルチタスクをシングルタスクに変えることで集中しやすくなり、ケアレスミスも減ります。
下記の記事でも同じことを話しています。
なぜマルチタスクができないのか、についても触れています:
うつと関係がなくても、仕事を効率よく行うのに使える方法ですね。
2. 3回チェックする
チェックを行う回数が多ければ多いほど、ミスも減ります。2回チェックしてもミスをするなら3回チェックします。
ただ一人で何回もチェックするのは大変なので、他の人に再チェックをお願いしてみるのもいいですね。
他人に迷惑をかけられない、と考えるかもしれませんが、ミスが起きたことでお客さんなどに迷惑をかける方が重大だと思います。
借りられる手は貸してもらって、何度もチェックするようにするとミスを減らせます。
3. 隅々まで見る
うつ病のときは視野が狭くなっているので、自分の見ている世界のさらに1周り大きく見るようにするとケアレスミスが減ります。
感覚的なものですが、こんなところでミスをしないだろう、と思うところも深く見るような感じです。
個人的には1.と2.の応用編で、3回とも違うところをチェックするとよりミスが減ります。
例えば、インボイスが20枚あったとして、最初は宛先と住所だけを再チェックします。
次にインボイスでオーダーしたもの(商品名、個数、価格、を1点1点集中して見る)を見ます。
3回目のチェックでは全体を見て、どこか違和感はないのかを見ます。
このように部分的にチェックをしていくと、ミスを減らしやすいです。
4. 一旦まとめる
もらった情報をそのまま移すのではなく、一度紙にまとめると清書するときに客観的に間違いに気づけるので、ケアレスミスが減ります。
例えば、もしある情報をメールで営業先に送るとします。
紙にメールで必要な情報を全て書いてみましょう。
メールを送る先:
宛名:
伺う日にち:
何時:
営業先に送る資料:
必要な情報を紙に整理してからメールに書くと、一回自分で情報を飲み込めるのでミスが減ります。
5. 他の人にお仕事を頼む
そもそも今は細かい作業が苦手なので、他の人に頼むというのもありです。
一番ケアレスミスで迷惑をかけることもなく、自分自身もスムーズにお仕事ができます。
まとめ
これらは私が新卒のときからケアレスミスで悩んでいるときに、先輩から教えてもらった方法、または自分で編み出した方法です。元々ケアレスミスは多かったのですが、これらを行うことでミスを少し減らすことに成功しました。ぜひお仕事で活用してください。