<ぶり返さない方法>うつ病が治るには、焦らず待とう
前回はうつ病が治るの期間は人それぞれであること、休むことが大事であることを話しました。
ただそう言われても焦ってしまうもの、ということで具体的にどうすれば治るのか、ぶり返さないのかについて今回は話していきます。
私もまだうつ病ではあるのですが、良くなっては悪くなってを繰り返しています。その中で毎度「これが原因だった」と思う点について書きますね。
目次:
*この記事は個人談をもとに書いています。専門家ではないので、その点ご了承いただけると幸いです。
1、治るには休養!
前回同様、うつ病は休まないと本当に治らないです。休むといっても、体や心を休める時間があれば大丈夫です。
例えば、
やりたいことが終わらなくて一日中焦った。
朝の4時から夜の11時まで忙しかった。
といった状況を減らすだけでOK。
正直、うつ病になったまま様々なことをしても、寝不足、力不足などで本来の能力を発揮しづらいです。
何日もかけて悩んでいたことがぐっすり寝たら数分で解決した、なんてことも起きます。
だから絶対にやらなくてはいけないことを3つだけピックアップしてください。
それ以外のことは置いて、休みましょう。
なぜ3つなのかについては次の記事で説明します。
2、治るには症状を残さない!
うつ病でよく起こるのは、症状を感じなくなったから、今までやりたかったことを一気に詰めてまた悪化する、というパターンです。
全体的に軽くなっても、
うまく寝れない日がまたあったり、
焦りやすくなったり、
女性でしたら、生理が来たときに重く感じたり、など
少しでも「あれ...」と思うことがあったら完治していないはずです。
症状が少し残っているまま、色々と始めるとぶり返しやすくなります。
私が大学生の頃も、うまく寝れていなかったものの人付き合いがうまくなって放置した結果、留学先で重いうつ病を発症しました。
人にもよりますが、私の肌感覚で3ヶ月の間に1度も症状を感じなかったら、完治したと言えるんではないでしょうか。
3、治ったと感じても、うつだったことを忘れない!
完全に治ったのに、またうつ病になった、というパターンもありますね。
いきなりですが、
なぜ自分はうつ病になっていると思いますか?
少し考えてみてください。
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私は性格、環境、トラウマ、様々な要因があると思うんです。
ではうつ病が治ったから、と過去と同じ状況に身を置いたらどうなると思いますか?
例えば、皆のようにバリバリ働きたいから、うつ病完治してからまたバリバリ働く。
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これだと状況は変わらないと思うんです。
頑張りすぎる
責任を感じすぎる
忙しすぎる
うつ病が完治してからも自分が「うつ病だったこと」を覚えておくのは大切です。
なにをしたときにうつ病になったのか。
どうしたときにうつ病の症状が和らいだのか。
自分が無理をしているときに気づけると、ぶり返しづらくなります。
治ってからも自分のことを大切にし続けてほしいです。
まとめ
うつ病が早く治ってほしい、と焦る気持ちにとても共感できます。以前のように笑顔が増えたり、やれることが増えると嬉しくなって、色々と焦ってやってはまたぶり返す、という経験をしている方は多いようです。まずは冷静に自分の状況を見て、無理をしないようにしてみてください。自分のことをまずは守ってあげましょう!