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うつ病で歩けない理由と解決策 - 元うつ病持ちが語る

うつ病で歩けない理由と解決策

鼻をこっちに向けているレトリバー

私も過去に5年ほどうつ病だったとき、急に足の力が抜けて立てないことがありました。

 

なぜ立てなくなってしまうのか、立ち止まってしまうのか。

 

疑問に思っていたら、その答えに辿り着いたので、実体験をもとにお話しします。

 

目次:

 

うつ病で歩けない理由

人の腕で寝ている子犬

おおさかメンタルクリニックによると、これは失声失歩といい、ストレスや心的負担が原因で、声を出せなくなったり、歩けなくなったりする症状のひとつつだそうです。

 

実際に私もベッドから起き上がれない、声が思うように出ない、立ち上がれないということは何度もありました。

 

それはすべて、そうするだけの気力や体力がなかったからだと思えます。

 

1. 睡眠が足りていないから

睡眠不足になると、有害といわれているプロテインを睡眠中に除去できず考えることが難しくなります。

 

ボーッとすると歩いているときにフワフワとした感覚になり、うまく歩けないです。

 

また、体の疲れが取れていないため、歩く行為が身体の負担になっている可能性もあります。

 

重いものを長時間持てないときのように、歩けなくなっているということです。

 

2. 栄養が足りていないから

うつ病のときは、通常の人よりも栄養不足に陥りやすいです。

 

また、うつ病になると調理するのが難しくなります。

 

レトルト食品やインスタント食品を食べ続ける、またはなにも食べない人も多いですね。

 

特に疲れを取ってくれるビタミンBや鉄分などが少なく、体がダル重くなり、歩くときに疲れがましやすくなります。

 

3. 精神的に辛いから

「〜しなくては」と強く思うほど、うつ病のときは動くのが億劫です。

 

ストレスが溜まりすぎると拒絶反応が起きて、無意識にストレスから離れます。

 

歩けなくなるのは、どこにも行きたくない、休みたい、という心の表れかもしれないです。

 

うつ病で歩けないときの対策

あお向けになっている犬

歩けないときには、充分な休息を取ることが大切です。

 

身体的にも精神的にも休められると、歩けるようになり、うつ病にも効果を与えます。

 

下記の記事では体が動かないときの対処法を書いているので、ぜひ応用してください。

 

体が動かないときの対処法はこちら:

www.kokororakuni.com

 

もし急に歩けなくなったら

目を閉じている犬

もしなにか作業しているときに歩けなくなったら、助けを呼びましょう。

 

1人で過ごしたほうが楽になることもありますが、基本的にうつ病も人の助けが必要な病気です。

 

迷惑かけることを申し訳ない人もいると思いますが、助けてもらうことが本当は当たり前だと思っていいぐらいだと思います。

 

1. 深呼吸する

まずは気持ちを落ち着かせましょう。

 

急に歩けなくなると、なぜこんなこともできないのか、歩けないのか、と頭がザワザワして余計に動けなくなることがあります。

 

息を吸って、2倍の長さで吐いてください。それを3~5セット行うと気持ちが落ち着きます。

 

2. サポートを得ながら歩く

職場や家だった場合、周りの人を呼びとめて肩を貸してもらいましょう。

 

力を入れやすくなり、少しだけ歩けるようになります。

 

家にいる場合は、抱っこして座らせてもらうとより楽です。

 

3. 座って少し寝る

近くで座って5~15分ほど寝ると、気持ちがスッキリして歩きやすいです。

 

体が足りないものを補おうすると歩けなくなるので、寝ることで少し回復します。

 

もし家の中にいるならマットやベッドで5~15分寝そべるのもいいですね。

 

4. 代わりに作業してもらう

代わりにやってもらえる仕事は理由を伝えてやってもらうとよいです。

 

意外と周りの人はうつ病の辛い気持ちが分からないものです。

 

そのため実際に困っていることを伝えて初めて理解してくれる人もいます。

 

気が引ける行動ではありますが、皆のためにもできないことは頼っていきましょう。

 

5. 作業を延期する

サボりましょう。毎回サボるのは成績に影響しますが、本当に歩けなくてしんどいときは周りに事情を伝えて作業を延期しても大丈夫です。


授業やミーティングなどが難しい場合は欠席し、その後に情報を聞き出すのも悪くないかと思います。

 

ただこれは相手に自分がうつ病であることは伝えたうえで行うとよいです。

 

うつ病のときは休息を!

歩けないのには理由があるので、なにかしようとする前にまずどうすれば歩けるようになるのかに専念しましょう。一歩ずつ地道に向き合うことで、体も休まり歩けるようになるはずです。