強いイライラに対処する方法! - うつ病経験者が語る
うつ病は気分の落ち込みだけではなく、相手に攻撃的になる症状も含まれています。
うまく眠れない、悩みごとが多い、という状況が続く。
すると周りの人に対して攻撃的になり、人間関係が悪化し、さらにうつ病も悪化する。
人間関係の悪化へ進む前になにかできたのでしょうか。
以下ではうつ病だった私が実際に行ったことについて話していきます!
人間関係が悪くならないように、私がどう自分のイライラと向き合っていたのか、参考になれば嬉しいです。
目次:
うつ病の症状かも?
以下のような症状があれば、うつ病によるイライラかもしれません。
- 朝起きたときからずっとイライラしている
- 周りの人に暴言を吐いてしまいそうな気持ちになる
- 少しつまずく、人にぶつかるだけでイラっとする
次の日に起きて、もし同じようにイライラするのであれば、うつ病によるイライラかもしれないです。
強いイライラに対処する方法
実際の対処法はいくつかあります。
今回は特に効果のあった4つをご紹介します。
1. イライラしていることを認める
自分が今イライラしていることを心の中で呟いて認めてください。
例えば、イライラした状態で人と話し、相手に不快な思いをさせたとします。
うつ病の人は、そんな自分を腹立たしく思い、自分を責めるでしょう。
けど自分を責めたところで状況はよくなりませんし、むしろ自分の余裕がなくなっていきます。
なので「イライラしていたから起きたこと」のように認めてください。
相手を不快な気持ちにさせることがいいとは思いませんが、誰でもついひどいことを言うことはあると思います。
自分はうつ病でイライラしている間、ずっとそんな状態なのだと認めるだけで気持ちが楽になり、うつ病はよくなっていくでしょう。
うつ病がよくなれば、自然に人間関係もよくなっていきます。
2. なんでイライラしているのか理由を広げてみる
寝れるだけでイライラは減るのですが、寝れないからイライラしているんだと思います。
それならイライラしている理由を書いていきましょう。
書けば、なんでイライラしているのかが分かるので気持ちがスッキリします。
以下の2つは実際に私がイライラしたときに使っていた方法です。
頭に出てきたことを書いていく方法です:
問題をどんどん細分化して書いていく方法です:
人に会える状態であれば、人に話すことで解決もします。
3. 休憩をはさむ
10~15分寝る、ボーッとするだけでも回復できます。
休憩でなくても、気を緩ませることができればOKです。
例えば、いつもなら5分で食べ終えるご飯を10分に延ばすとか、いつも早歩きだったのをやめるとか。
それだけでも十分な休憩になりますし、もっと客観的に物事を見れるようになるので、イライラも減ります!
仮眠についてはこちらの記事を読んでください:
4. イライラを発散させる
うつ病になると、誰かと会ったり、動き回ったりすることが少なくなります。
結果、イライラを発散させづらい状態なので、よりうつ病になりやすいのだと感じました。
だからといってうつ病のときに運動したり、人と会ったりするのは大きなストレスです。
そこで自分のストレス発散法を見つけるのがいいと思いました。
お酒やタバコ、ギャンブルなどは手を出さないでください。
代わりにいいものを探しましょう。
私の場合は、ブログで自分の意見を言うことがストレス発散になりました。
ゲームもよかったです。
小さなことでもいいので、イライラを発散する方法があると楽になります。
しんどい気持ちに少しずつ対処しよう
感情のコントロールはかなり難しいと思うのですが、少しずつ対処法を見つけていくことで生活がしやすくなるといいな、と思います。
ここに書かれていることは私が実際にうつ病のときに試して、効果があったと思う方法です。
騙されたと思って、ぜひ試してみてください!