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うつ病の人は恋愛しないほうがいい?うつ病経験者が語る!

うつ病の人は恋愛しないほうがいい?

考えごとをしている女性

うつ病の人は恋愛することで得られるものも多いです。色々と気をつける要素はあると思いますが、うつ病経験者としてはオススメします。

 

こんにちは、うつ病を5年ほど持っていたユキです。

 

当記事では私の恋愛経験をもとに思ったことをまとめました。

 

恋愛したことで感じたこと、関係を良くするためにできることなど、ぜひ参考にしてください。

 

目次:

 

うつ病の人は恋愛しないほうがいい?

私はむしろしたほうがいいと思います。

 

恋愛すると、オキシトシンという幸せホルモンが出ます。そのせいか、私は恋愛をすると、ぐっすり寝れるようになりました。ぐっすりと寝れると、メンタルも安定し、うつ病もよくなりました。

 

なにより自分を必要としている人がいる。それだけで十分、私は前向きに生きようと思えました。

 

この人に迷惑をかけたくない。一緒に幸せになりたい。恋愛すると、頑張れなかったことを頑張れると言いますが、まさにそんな気持ちです。

 

でも同時に、自分が恋愛することで、相手に重荷を背負わせてしまうんじゃないか、自分のせいで相手もうつ病になるのではないか、相手に嫌われてしまったらどうしようか、と。

 

色んな不安も渦巻くと思います。

 

では、どうしたらいいのでしょうか。

 

恋愛は、自分のうつ病やお相手の状況による

もし恋愛をするなら、相手が余裕のある人であること、そして自分はうつ病が重すぎないことが条件かな、と思います。

 

不安を感じない恋愛をすることが大切です。

 

私は恋愛をすることでうつ病がよくなりました。

人から愛されている感覚が強くなり、気力が湧いたからです。

 

彼のために生きたいという気持ちが活力となり、オシャレをしたり、髪の毛や身体など清潔にするようになったりしました。

 

全く笑えなかった私が、いつの間に自然に笑顔を作っていました。

 

「彼のため」というのは不健康ですが、結果として私のうつ病はよくなったのです。

 

一方でうつ病だと、相手の気持ちを考えた発言がしづらいです。

それによってお相手を傷つけ、そんな発言をした自分を責めて辛くなりました。

 

またこんな発言をした自分を好きでいるはずがない、と彼の気持ちに対して不安にもなります。

 

そんなときはうつ病がとても重く、動けない日も多かったです。

 

もし彼が大らかな人で全然気にしていないのであれば、自責も減って、回復へと向かいます。

相手もうつ病だった場合は、お付き合いを考えたほうがいいかもしれません。

 

恋愛のせいでうつ病になるのだろうか?

相手の言動に対して不安を感じたら、恋愛がうつ病に発展することはあると思います。

 

どんな発言をしても、彼が「本心ではない」「わざとではない」と自分が理解して許せる人であれば、大丈夫です。

 

もちろんそれに甘え続けていたら、関係は破綻します。

 

なので、相手の様子を見て、距離を取るのがよいです。

 

距離感は気をつける必要がある

ただし厄介なのは距離を取ると彼氏に「自分に気がない」と思わせてしまうこと。

 

私も過去に、うつ病で嫌な思いをさせたくなくて距離を取ったとき「嫌われたのかと思った」と言われました。

 

距離を取るときは、なぜ距離を取ったほうが彼のためになるのかを事前に説明してください

 

説明して、彼が「そんなことで距離を取らなくていい」と言ったら、「本当になにかあったら彼の自己責任」だと思って、そばにいればいいと思います。

 

それでも距離が近いことに不安を覚えるようなら、しばらく様子を見てください。

 

一緒にいて、やはり関係が悪化したと感じたら、「うつ病が重いとここがこうなって」と説明するとよいです。

 

なにが原因なのかが分かるだけで、彼氏も自分との付き合い方を学んでいけます。

 

うつ病を持ちながら、恋愛をする方法

では実際にどう恋愛をしていけばいいのか、という話を以下でまとめました。

 

私はうつ病になってから1度目の恋愛で失敗したので、2度目の恋愛では以下のことに気をつけました。

 

1. 自分の機嫌を自分で取れる人を選ぶ

楽観的な人、メンタルが強い人、神経が図太い人、程よい距離を保つのが上手な人、などです。

 

うつ病だと、自分の言動で相手を傷つけていないかがすごく気になります。

 

なので少しきついことを言ってしまったと自分では思っていても、相手が気にしていなかったら安心します。

 

安心するので、精神的にも落ち着きますし、結果的にうつ病もよくなりやすいです。

 

ただ上記の性格は悪い言い方をすると「無神経」です。

 

傷つく言葉を選ばずに言う人や、助けが欲しいときに放置する人もいます。

 

選ぶときは相手が自分を傷つける存在かどうかにも注目してください

 

2. 恋愛はおまけだと考えること

恋愛を始めると、「相手のために〜しなければ」と思考になりがちです。

 

その考えはうつ病を重くするので、恋愛は終わってもいいや、と思うと楽になります。

 

そもそもうつ病を治療しながら、恋愛するのは体力や精神面ですごくチャレンジングなことです。

 

色んなところに外出する必要がありますし、コミュニケーションを取る必要もあります。

 

なので恋愛がうまくいかなかったとしても仕方ありません。

 

彼氏にも、うつ病に理解があることを条件に付き合いました。

 

 一生この先も付き合っていく「自分」をより大切にしてほしいです。

 

3. 相手にうつ病について学んでもらう

うつ病はなってみないと分からないことがたくさんです。

 

もしうつ病に理解のない彼氏ができたら、色々と不安を感じさせるかもしれません。

 

それを防ぐためにも彼氏にうつ病を理解してもらいましょう。

 

うつ病になるとどうなるのかを話し、理解してもらえるだけで、彼があなたの言動に不安に感じたとき、自分で対処できます。

 

自分のためにうつ病を学んでもらうのを申し訳ないと思うかもしれません。

 

けどこの恋愛関係はお互いによくする必要があります。

 

あなたがうつ病なら、彼氏は関係を維持するためにも、うつ病を理解する努力が必要です。

 

過去にうつ病の彼氏・彼女を持つ人向けに記事を書いたことがあるので、ぜひこれを読ませてみてください:

www.kokororakuni.com

うつ病でも恋愛はできる

うつ病だと、自分に恋愛をする資格がないだとか、

うつ病で自分の状態が悪化するのではないか、など、

色々と不安に感じる部分があると思います。

 

けど安心できる相手となら、きっと大丈夫です。

一緒にゆっくりと歩んでいってください。